2011年12月31日土曜日

2011年もありがとうございました。

今月はバタバタしていて、ちっとも更新できていませんでしたが・・・。

一年間、ありがとうございました。

この一年は、正直言って私には、ほとんど何もいいことのなかった一年でした。
それだけでなく、今いる環境というのにも、それを感じます。今いる環境に来てからのいいことと悪いことの総和を取れば、悪いほうがずっとずっと多くなるような気がします。その環境にいるのも、あと1年と少々です。

アリスの名曲に「遠くで汽笛を聞きながら」という曲があります。
サビの部分は
「暮らしてゆこう/探してみたい/生きてゆきたい」
「遠くで汽笛を聞きながら 何もいいことがなかったこの街で」
とあります。

私も、今の環境に後一年強、身をおくことになっています。
だからとにかく、あと少しの間だから、暮らしてゆこうと思います。
そして、いいことを探してみたい。
もう嫌だと思うこと再三だけれど、生きてゆきたい。
汽笛はならないけれど、あと一年、何もいいことがなかったこの場所で。

そんなことを書きながら、今年のブログは書き収めようと思います。
来年もまた、よろしくお願い致します。
達哉ん

2011年12月10日土曜日

Realforce108UBKを購入しました

キーボード、東プレというときっと思い浮かべられると思われる、Realforce 108UBK をついに購入しました。
実にすばらしい打鍵感です。

2011年12月9日金曜日

世の責任転嫁

自分のものは
自分の自由に捨てていい
そういうなら
自分の命は捨ててもいいのか

自分の命は
所有権をつけるなら
きっと自分にあるだろう
命の別名が心であって
心は自分のものだから

命を捨てるなと
世は言う
本当にそうか
本当にそうなのか

命を捨てるなというならば
命を捨てようと思わない世が先だろう
心ある世が先だろう

命を捨てるほど
つらい今にあるのであれば
捨てるなとは言えない
ただ
その行為が何かを遺すことを望むこと
私にはそれしかできない

2011年11月26日土曜日

Ubuntu11.10におけるptexliveの導入について(備忘録)

後輩に頼まれていれるのに四苦八苦したので、忘れないうちに備忘録。

2011年11月24日木曜日

プロジェクトXはこの曲の評価を高めた〜中島みゆきの歌詞の解釈(16)


中島みゆきは、自分の歌詞の解釈を聞き手に任せます。それは、私にとって嬉しいことであり、私もその精神に則って、自分なりの解釈をしていこうと思います。

解釈は人によっても異なりますが、時によって異なり、心によって異なり、状況によって異なるものであると思います。同じ曲を複数回出すこともあるかも知れませんが、それは状況や時が変えたということと考えてください。

A.マイフナー様より、リクエストを頂きましたので、今回は「地上の星」です。歌詞はこちら

2011年11月21日月曜日

人間は信用ならないものだから〜中島みゆき歌詞の解釈(15)


中島みゆきは、自分の歌詞の解釈を聞き手に任せます。それは、私にとって嬉しいことであり、私もその精神に則って、自分なりの解釈をしていこうと思います。

解釈は人によっても異なりますが、時によって異なり、心によって異なり、状況によって異なるものであると思います。同じ曲を複数回出すこともあるかも知れませんが、それは状況や時が変えたということと考えてください。

今回は、「ごまめの歯ぎしり」です。歌詞はこちら

2011年11月20日日曜日

私のシュラスコ遍歴



シュラスコという料理をご存じでしょうか。ブラジル料理のひとつで、まるで剣のような金串に大きな肉の塊を刺して焼き、それをいただく、バーベキューのような料理です。詳しくはこちら

私はこのシュラスコという料理が好きで、なかなかのペースで食べに行っています。今まで、4つの店に行ったことがあるので、それを紹介したいと思います。

2011年11月19日土曜日

黒インクと青インクの理由


万年筆を始めたばかりのころ、色々な色のインクを楽しんでいました。黒と青にとどまらず、赤色、黄色、水色、緑色とさながら色ペンのように万年筆を使っていました。

ところが、現在自分の使っている(オンラインの)ペンをみると、黒(またはそれに少々色を付けた色、黒っぽいセピアなど)と青~紫ばかりで、それ以外の色は一本も見当たらないのです。なぜなのか、少し考えてみました。

2011年11月18日金曜日

70億人の孤食


世界人口70億人
ニュースの報じた知らせを
私はランチの最中に聞いた

その時私は独りだった
話す相手がなく
黙々と食べるから
自ずと食べるのも早くなる

「観測機器には
 応答時間があって…」
満腹の観測機器は
少し応答が遅い
早く食べてしまうと
必要以上に食べ過ぎる

そうして食糧が
また少し余分に必要になる
70億人の何人が
満足な食事をとっているか
孤食はそれをもっと減らす

70億人の孤食が
団欒の食事になったなら
温かくなるのではないか
食べすぎが減るのではないか
救われる命が増えるのではないか

孤食は食べすぎを招き
食べすぎは不健康の種になる
自らの命を縮めるために
余分な命を奪うことになる
その分を飢えに喘ぐ人に
どうにかして渡せないだろうか

70億人の孤食を
団欒の食事に替えられるなら…

できるだけ孤食を避けたい
孤食は3つの命を奪い
自分も寂しくしてしまう
とても苦しい食事だから

食事は
 温かく
  感謝して
   うれしく
    幸せに
     みんなで
       食べるものなのです

2011年11月16日水曜日

書評:「なつかしの高校国語」

今回は「ちくま学芸文庫」よりこちら


「なつかしの高校国語」、比較的最近の本です。

2011年11月15日火曜日

ウィンナーティーの季節です


寒くなってきたので、ウィンナーティーを淹れはじめました。

ここで、ウィンナーティーというのは、クリームを浮かべた紅茶のことです。
これを正式にウィンナーティーと呼ぶかどうかは知らないですが、同じようにクリームを浮かべたコーヒーをウィンナーコーヒーと呼ぶので、それにならったネーミングです。

2011年11月14日月曜日

懐かしさと哀しさと時間〜中島みゆき歌詞の解釈(14)


中島みゆきは、自分の歌詞の解釈を聞き手に任せます。それは、私にとって嬉しいことであり、私もその精神に則って、自分なりの解釈をしていこうと思います。

解釈は人によっても異なりますが、時によって異なり、心によって異なり、状況によって異なるものであると思います。同じ曲を複数回出すこともあるかも知れませんが、それは状況や時が変えたということと考えてください。

今回は、「おまえの家」です。歌詞はこちら

2011年11月13日日曜日

しばしのWAGNER予定

昨日は関西ペントレ、お疲れ様でした。私も行きたかったのですが・・・。

自分も影響を受けて熱気が高まったので、しばらくのWagnerの予定を書きたいと思います。

2011年11月12日土曜日

はさみの切れ味


刃物こそは切れ味で選ぶべきである、という意見は突飛でもなく奇をてらったものでもなく、非常に自然な意見であると思います。もちろん、値段などの要素もあるでしょうが、刃物は何かを切るものなのだから、その切る性能で刃物を選ぶのはごく自然な発想でしょう。扱う人間、切りたいものに応じた性能の刃物を、我々は日常的に使っています。

2011年11月11日金曜日

人を訊け

調べればわかる
そんなことであっても
人は
人に訊ねるのだ

訊ねるのはなぜか
調べずに訊ねるのは
正確性で劣ろう
時間もかかろう
それでもなぜ
人は人に訊ねるのか

訊ねる相手が
人だからではないか
思考を持ち
人格を持つ
人だからではないか

訊ねるなら
人を訊け
上っ面の知識や
調べれば出来る
ハウツーでなく
人を訊け

技術だけを
知識だけを
人以外のものに
代替がきくと思うものではなく
人を
人格を
当人たることを求めよ

話しているのは知識か
話しているのは技術か
そうではない
話しているのは自己だ
知識や技術を借りて
人は自己を語るのだ

人を訊け
人に訊く時
人を訊け
人を人たらしめよ
人格たるものに訊くならば
人を訊け

2011年11月10日木曜日

20年では時代は変わらないように見える〜中島みゆき歌詞の解釈(13)


中島みゆきは、自分の歌詞の解釈を聞き手に任せます。それは、私にとって嬉しいことであり、私もその精神に則って、自分なりの解釈をしていこうと思います。

解釈は人によっても異なりますが、時によって異なり、心によって異なり、状況によって異なるものであると思います。同じ曲を複数回出すこともあるかも知れませんが、それは状況や時が変えたということと考えてください。

今回はニュース番組のテーマだった(らしい)、「おだやかな時代」の解釈です。歌詞はこちら

2011年11月9日水曜日

書評:古典落語100席


前回までと打って変わって今回はこちら

PHP文庫の「古典落語100席」です。

2011年11月8日火曜日

ルピシアの福袋予約開始


昨日からルピシアの福袋の予約が開始されました。
内容が昨年までと大きく変わっています。以下、変わったところを紹介します。

2011年11月6日日曜日

尊敬する先輩に会って


学祭で、尊敬している先輩に会いました。緊張してしまって、あまり話すことはできませんでしたが、それでもうれしい時間でした。

2011年11月5日土曜日

入試に「情報科」を(後編)

前回、いろいろとコメントをいただきまして、結論を早く書かねばと思っておりました。

先週は入試科目に情報科をとりいれることに対し、学習の活性化の意味での必要性を中心に、大学で必要あることについても述べました。今週は、大学での必要性についてもう少し述べていきます。そのあと、こんな問題を出してはどうか、という例を示そうと思います。

2011年11月4日金曜日

感情論

自分以外の
人に
感情があることを
我々はどうして
知ることができよう
我々はどうして
証すことができよう

自分以外の
人に
感情がないことを
我々はどうして
考えられよう
我々はどうして
思いつけよう

信じるしかない
人に感情はあるものと
言葉にされ
または言葉にされず
かわされる感情を
我々は信じねばならない

自分以外の
人を
感情がないとして
我々は時に
扱ってしまうことがある
我々は時に
ないがしろにしてしまう

自分以外の
人の
感情があることを
我々は時に
見失ってしまうことがある
我々は時に
忘れてしまうことがある

誓いたい
自分は感情を忘れないと
戒めたい
ゆめゆめ感情忘れるなかれと

忘れる失敗を積み重ねつつ
忘却に支配されぬよう
感情を
いつも感情を
いかなる時も感情を

2011年11月3日木曜日

生きている資格とは〜中島みゆき歌詞の解釈(12)


中島みゆきは、自分の歌詞の解釈を聞き手に任せます。それは、私にとって嬉しいことであり、私もその精神に則って、自分なりの解釈をしていこうと思います。

解釈は人によっても異なりますが、時によって異なり、心によって異なり、状況によって異なるものであると思います。同じ曲を複数回出すこともあるかも知れませんが、それは状況や時が変えたということと考えてください。

今回は「真っ暗けの境地」、「エレーン」の解釈です。歌詞はこちら

2011年11月2日水曜日

書評:エレガントな解答

3週連続で矢野先生の本ですが
ちくま学芸文庫Math&Scienceの一冊「エレガントな解答」です。

2011年11月1日火曜日

紅茶の日ですね


今日は「紅茶の日」です。ハロウィン茶会をしたばかりですが、今日も飲んでいます。紅茶の日なのでどうのこうのといえるほど私は紅茶に詳しくはないのですが、おいしい紅茶を飲むことには大賛成です。

2011年10月31日月曜日

Welcomeを誰でも言われている世界に〜中島みゆき歌詞の解釈(11)


中島みゆきは、自分の歌詞の解釈を聞き手に任せます。それは、私にとって嬉しいことであり、私もその精神に則って、自分なりの解釈をしていこうと思います。

解釈は人によっても異なりますが、時によって異なり、心によって異なり、状況によって異なるものであると思います。同じ曲を複数回出すこともあるかも知れませんが、それは状況や時が変えたということと考えてください。

ファンの方ならタイトルからお分かりになったかも知れませんが、「誕生」の解釈です。歌詞はこちら

2011年10月30日日曜日

「天才柳沢教授」を読む度に

私はあまり多くの漫画は読みませんが、全く読まないわけではありません。数少ない、購入して読む漫画に、昨日「天才柳沢教授の生活」が加わりました。元々、読むことが何度もあったのですが、ようやく購入したというかんじです。

2011年10月29日土曜日

入試に「情報科」を(前編)


情報処理学会の会誌などを見ていると、センター試験側に情報化を科目として取り入れてほしいという内容の書面を送ったことなどが書かれています。センター試験でやることに意義があるかどうかはともかくとして、入学試験に情報科を取り入れるべきであるという意見はいくつかの理由から賛成します。今回はそういう話です。

2011年10月28日金曜日

お茶好きのハロウィン"Trick or Tea?"

ジャック・オ・ランタンが街にあふれる中
子供たちが家々をめぐり
"Trick or Treat?"と
口々に発する
そんな夜
いつもどおりに営業している
ティーハウス

ふとみれば
パンプキンティーがある
いつもよりお茶菓子が多い気がする
せっかくだもんね
私はパンプキンティーを頼む
飲みなれないけれど
一人秋宵を満喫するにはちょうどいい

賑やかな通りの声が
突然大きくなった
"Trick or Tea?"
聞きなれた声の常連は
ハロウィンらしい掛け声で
次のワンポットを頼んだ
彼も長居するのだろうか

"Trick or Tea?"
私も真似をして
マスターに声を掛けてみる
マスターは驚きながら
無口に微笑んで
お茶を淹れはじめた
甘いフレーバー

今宵の合言葉は
"Trick or Tea?"
お茶好きが
お茶で過ごす
楽しい夜
貴方も声を掛けに来ませんか
"Trick or Tea?"

2011年10月27日木曜日

私は誰かのバクになれるか? 〜中島みゆき歌詞の解釈(10)


中島みゆきは、自分の歌詞の解釈を聞き手に任せます。それは、私にとって嬉しいことであり、私もその精神に則って、自分なりの解釈をしていこうと思います。

解釈は人によっても異なりますが、時によって異なり、心によって異なり、状況によって異なるものであると思います。同じ曲を複数回出すこともあるかも知れませんが、それは状況や時が変えたということと考えてください。

今回は「バクです」です。歌詞はこちら

2011年10月26日水曜日

書評:ゆかいな数学者たち

前回に引き続き、矢野健太郎先生の本です。
新潮文庫「ゆかいな数学者たち」です。

2011年10月25日火曜日

マリアージュフレール「ロワ・デ・アールグレイ」


今回はマリアージュフレールの「ロワ・デ・アールグレイ」のインプレッションです。

2011年10月24日月曜日

fuente2011オフ会感想


※ 本日は昨日参加してきたfuente交流会の感想で、中島みゆき関連記事はお休みといたします。

毎年一度行われるfuente交流会。今年は、2日共の参加はかないませんでしたが、1日参加し、オークションや講演にも出席するなど有意義でした。

2011年10月22日土曜日

もう少しで年賀状ですが

もうそろそろ年賀状が発売される時期ですね。

2011年10月21日金曜日

秋の夜

さみしい微かなオーケストラが
  窓の外から延々と聞こえてくる。

2011年10月17日月曜日

「荒野より」を初めて聴いて

昨日の「南極大陸」、後ろでかけていただけなのですが、最後の「荒野より」だけちゃんとききました。

2011年10月16日日曜日

音読の楽しみ

私は色々な本を読んでおりますが、短篇集や名作、古典、韻文の、その各々で、あるいは気に入った場面で音読をしております。黙読による多読は勿論ですが、音読は音読で、別に味わう意味があると思います。

2011年10月15日土曜日

fuente予告

毎年恒例のfuenteオフ会が来週に迫りました。


2011年10月14日金曜日

かけら

そのひとかけらで
少しの時間
甘い幸福をくれる

甘い中の
ほろ苦さに
突き抜けない役目があり
突き抜けない幸福を
突き抜けない自分に

小さなチョコを一緒に食べる
その時の友情
板チョコを割って差し出す
その時の愛情

疲れたとき
一息つきたいとき
少し幸せになりたいとき

ひとかけらでいい
チョコのようなかけらを
心のかけらでも
チョコのような心のかけらを

2011年10月13日木曜日

誰にでもある「忘れてはいけないこと」とは 中島みゆき歌詞の解釈(9)


中島みゆきは、自分の歌詞の解釈を聞き手に任せます。それは、私にとって嬉しいことであり、私もその精神に則って、自分なりの解釈をしていこうと思います。

解釈は人によっても異なりますが、時によって異なり、心によって異なり、状況によって異なるものであると思います。同じ曲を複数回出すこともあるかも知れませんが、それは状況や時が変えたということと考えてください。

今回は「忘れてはいけない」です。歌詞はこちら

2011年10月12日水曜日

書評:すばらしい数学者たち

先日、ふと思い立って、次の定理を、より初等的な定理・定義・公理のみを用いて証明できるか、やってみました。
・円周角の定理
・接弦定理
・中点連結定理
・三平方の定理(ピタゴラスの定理)
・ヒポクラテスの定理
・正弦定理
・余弦定理

いずれも、中学〜高校レベルの幾何学で証明可能な定理なので、自分が証明できないと大変まずいのですが、特に苦労することなく証明できました。

しかし、こんなふうに数学をふと思い出して楽しむ人は少ないのではないかと思います。実際、私の友人で文系に進んだ人の話などを聞くと、数学から離れて久しいということです。

そんな人にぜひ読んでもらいたいのが
こちら、矢野健太郎氏の「すばらしい数学者たち」です。

2011年10月11日火曜日

インプレッション:静岡丸子産紅茶

一週間ぶりの記事となります。ここ一週間、スランプというかなんと言うか、様々な方向にやる気が出ない日が続いており、趣味がひと通り被害にあいました。具体的には…

1.写歌詞が1週間滞った。
2.紅茶の一日あたりのむ量が減った。
3.プログラミングの練習が全然出来なかった。
4.友人と遊ぶメールすら滞った。
5.万年筆を見ても買う気になれなかった。
6.未読の本を読む気にならなかった。

と、惨憺たる状況だったのです。その一方、レポートなどはちゃんとしていましたので、まぁ、少々お疲れ気味だった、ということで…。

2011年10月4日火曜日

友人のスコーン

友人が作ってくれるスコーンは大変に美味しくて、いつもありがたくいただいております。

2011年10月2日日曜日

達哉ん流 私的イベント計画のたてかた

友人たちと何か遊びに行く時、私は呼びかけ役、計画立案者になることが多いようです。そのためか、どのように立てればよいか聞かれることもあります。ですので、備忘録的に、計画(私的なイベントに限る)を立てる上でのコツを書いておきたいと思い、この記事を書くことにしました。

2011年10月1日土曜日

数学とアルゴリズム

いつだったか、プログラマーへ100の質問か何かに挑戦したとき、数学ができないプログラマーをどう思うかという問がありました。それに対して、アルゴリズムを立てられないほど数学ができないのは困るのでは、と答えた記憶があります。

その後、数学ができないとアルゴリズムでも困る例はどんなものかと考えてみたのです。

2011年9月30日金曜日

差し伸べた手

友好を求めて
差し伸べた手が
振り払われるのは
いつの時代にも
ずっとあることなのだろう

警戒かもしれないし
多忙かもしれないし
故意かもしれないし
恥じらいかもはれない

差し伸べた手を
振り払われたとき
余程に故意であると
そう思わなかったなら

アプローチのために
もう一度踏み出せ
手をもう一度
差し伸べよ

差し伸べた手が
振り払われるのは
たまにある
でも
それで諦めずに
もう一度手を差し伸べて

生きるまでの間
一人では寂しすぎるから
友好の為の手を
自分は振り払わぬよう
それに気をつけて

手を差し伸べたとき
自分が振り払われるのは嫌だ
だから自分は差し伸べられたら
それを振り払わぬよう気をつけて

それは個人だけではなく
国の間でもそうだから
手をよく見よ
相手は友好の手を
差し伸べていないかと

2011年9月29日木曜日

"So average"の意味するところ 中島みゆき歌詞の解釈(8)

今回から、中島みゆきの歌詞の解釈、のタイトルを変更し、曲タイトルではなく、その解釈の上でのタイトルに変更します。


中島みゆきは、自分の歌詞の解釈を聞き手に任せます。それは、私にとって嬉しいことであり、私もその精神に則って、自分なりの解釈をしていこうと思います。

解釈は人によっても異なりますが、時によって異なり、心によって異なり、状況によって異なるものであると思います。同じ曲を複数回出すこともあるかも知れませんが、それは状況や時が変えたということと考えてください。


ご無沙汰していましたが、第8回は「群衆」です。歌詞はこちら。

2011年9月25日日曜日

写歌詞をしています

万年筆を使い楽しむこと、歌詞をしっかりと読み味わうことを主たる目的とし、写歌詞をしています。はじめてから半月ほどになりますが、短時間ながらも集中でき、楽しい時間です。

2011年9月23日金曜日

一筆・一言

大きな災害の後で
もうなすすべなく呆然としているとき
自分自身に
もう価値がないと思ってしまうとき
世界中が
みんなみんな敵に見えるとき

一筆はそんなときの清流なのだね
一言はそんなときの良薬なのだね

私にはある
そんなときがある
ただ敵しかおらず
価値がなく
生きていたくないと感じる時が

そんな時の一言がどれほど嬉しかったろう
そんな時の一筆にどれほど救われたことだろう

なんでもいいんです
なんでもいいんです
ただ
自分の味方がいると
信じられればそれで

一筆は些細なことかもしれない
一言は誰しも出来ることかもしれない

でもそれは
隣人を死の淵から救える
友人をどん底から引っ張る
凍えた恋人を温める
そんな万能薬になる

誘いの一言は温かい
思いやりの一筆は染み渡る

僅かな味方と
その何十倍の敵がいて
私は今までの道を来た
少なくとも自分にはそう見えた
異端だったから
物事をはっきり言うから

一筆の手紙に救われた
一言の誘いに救われた

些細なことかも知れない
消え行くものかも知れない
ほかないものかも知れない
届かぬものかも知れない
それでも

一言を言いたい
一筆を書きたい

ただ、愛する者のために

2011年9月22日木曜日

定期テーマの変更等について


自分の興味関心の所在と、年頭に定めた定期的テーマのズレが最近顕著で、また、Pro-con Blogの併設によりコンピュータの記事が厳しいので、定期的記事を次のように変更します。

月:中島みゆき関連記事
火:紅茶関連記事
水:書籍関連記事
木:中島みゆき関連記事
金:詩
土:文具関連/コンピュータ関連記事
日:その他の記事

自分の意見や日常はそう変わるものでもないので、以前までの内容との重複が多く、そのため【その他の記事】を大幅に削減しました。


また、基本的には夜のうちにブログを書いて昼にアップするようにしていたのですが、ズレなどもあるため、20時前後のアップ中心に変更いたします。

これからも当ブログを宜しくお願いいたします。

2011年9月21日水曜日

渦に思う

巻き込む
その単語ほど
渦にふさわしい言葉があろうか

渦は流れに伴う
流れは渦に伴う
時流には渦があろう
社会にも渦があろう
流動性に渦は起こる

流れのどこにいれば
渦に巻き込まれぬか
流れのどこにいれば
渦の中心へ達せるか

流れ行く時間の中で
我々は巻き込まれる
大きな渦小さな渦
入りたい渦逃げたい渦

流れに私がいるかぎり
私は流れに異物であって
私の後ろに渦ができよう

私はただ
自ら軽蔑する渦を避け
私という渦を続けるだけ
それがいつ滅するかもしらず

時流という流れに
個人という渦がある
その渦が滅するときはいつか
その渦が合わさるときはいつか
我々は誰もわからない

流れは多くの渦をはらみ
渦は多くを巻き込んで
善悪多くをなすだろう
それが渦たる証拠だから

渦の軌跡は私の軌跡だ
だから
自分という渦を大切にしよう
それが疎まれ蔑視され
やがて人の言うように
殺される日がやってくるまで
私は渦を続けよう

2011年9月19日月曜日

ご無沙汰ですが

最近、ブログをサボっておりますが、非常にバタバタしているためです。

一段落しまして、10月にはきちんと記事を再開できるようにする予定です。9月中はちょくちょくになると思います。

ご了承くださいませ。

2011年9月16日金曜日

分数ができないのは当然 後編

前編では分数の割り算について話しましたが、今度はもう少し他の分数について話します。分数ができないのは当然、常識なのです。

2011年9月15日木曜日

分数ができないのは当然 前編

久しぶりのブログです。色々と忙しく、今月はやはり毎日更新はできそうにありません。

5年以上前でしょうか、「分数ができない大学生」とマスコミが話題にしました。今改めて考えてみると、分数ができないなんてのは一般であり、寧ろ分数が出来る人のほうが少ないという風に思います。今回はその話です。

2011年9月10日土曜日

書評:「コンビニたそがれ堂 〜星に願いを〜」

今回は全3編の短編〜中編物語集です。
次回作、「竜宮ホテル」も期待しております、村山早紀氏の「コンビニたそがれ堂」シリーズの第3巻です。

2011年9月9日金曜日

ダージリンの実力と魅力的邪道

私は紅茶が好きですが、ダージリンは少々苦手です。普段ほとんどの紅茶をミルクティーとしていただくためでしょうか、ファーストフラッシュはとりわけ苦手で、秋に近づくほど飲むようになります。ミルクティーを淹れるような気分で少し長めに出すせいでしょうか、渋みが強く出てしまいます。

2011年9月8日木曜日

私の帰省日記 2011Aug. 1日目

今回の帰省の一日目は、前日まで大変重要な用事がありましたので、その後バタバタと用意しての一日目となりました。

2011年9月7日水曜日

まず挨拶が第一歩

更新出来ていないので、連載日とか関係なくひとまず更新です。今月は本当に忙しいので、休みがちで申し訳ありません。

今回の帰省などで、最も良く話題になった(した)のが「給食の前に『いただきます』を言わないような学校ができてきた」というニュースでした。その時話した人たちは皆反対意見を述べていましたし、私も反対です。

2011年9月3日土曜日

中島みゆきの歌詞 私の解釈 その第7回「ふたりは」

※多忙につき、昨日は休ませていただきました。今月は、毎日更新はできないかも知れません。


中島みゆきは、自分の歌詞の解釈を聞き手に任せます。それは、私にとって嬉しいことであり、私もその精神に則って、自分なりの解釈をしていこうと思います。

解釈は人によっても異なりますが、時によって異なり、心によって異なり、状況によって異なるものであると思います。同じ曲を複数回出すこともあるかも知れませんが、それは状況や時が変えたということと考えてください。

特集を終えた後、第7回は「ふたりは」です。歌詞はこちらこちら

2011年9月1日木曜日

私の帰省日記 2011Aug. 序

認めないと叫ぶ
自分の声は辛い
いなかったも同じ
誰にも見られない

でも忘れてはいけないことが必ずある
口に出すことができない日々であっても
忘れてはいけないことが必ずある
目で見ることができない日々であっても

だから
忘れないで
その忘れてはいけないことを
忘れないで
私のことより
忘れないで
貴方が貴方であることを

孤独に思える中
私はひとり生きてるけれど
でも誰かがいれば
人生ははるかに違う
強気で強気で生きてる自分だから
些細な寂しさでつまずいてしまう
呼んでも呼んでも届かぬ声でも
虚しい声と捨てられることない
答えてくれる人がいれば

愛さずにいられないバカだから
受け取ったと答えてほしいだけで
受け取ったと答えてくれるから
私は私であることが出来る

束の間人を信じるために
1月以来に帰省した
遠い国の客に笑われる
満員電車の日々の街から

もう今のこの場所に
帰り道はない
鈴の音が帰ろうといっても
私はもう帰り道を無くしたと知っている

貴方にはもう会えないと思ったから
私はすっかり貴方を忘れて
幾人もの友と遊び歩いた
そのたびに心の鬼籍に
心がいたんだけれど

時はなんにも理由のない
さみしい月日になりそうな気がして
全てを連れていくものでも
寂しさを置き忘れていくような気がして

時は流れて
貴方をふっとみると
前には貴方がきかなかった音楽が
投げつけるみたいに鳴り続けていた
今夜はどんなにアップテンポの曲を歌っても
少ししんみり聴こえるように思える

世界中が誰もかも
偉いやつに思えてきて
まるで自分ひとりだけが
いらないような気がするとき
友人にそっと手紙を出せる
そんな友人がいる

忘れないで
貴方が貴方であることを
私が私であることを
忘れてはいけない
忘れてはいけない
俺がおまえの友達だと
にっこり笑って語りかけて
それで私多分少しだけ眠れる

疲れ疲れてため息ついても
明日は案外うまくいくだろう
慣れてしまえば慣れたなら
故郷の友から
手紙が届く
今度おまえと会って話したいなと

私が私でないときに
我が友よ
笑い飛ばしてくれ
儚い夢も悲しみも寂しさも
笑い飛ばしてくれ

中島みゆきへのオマージュを込めて
さて、何曲分かりましたか?

2011年8月31日水曜日

広く習える場所を

※ 25日〜31日は所要により、コメント等が遅くなる場合がございます。予約投稿ですが、ご了承ください。

自学自習の大切さと、人から習うことの大切さは孔子も言及しているところですが、それがやや限られているのではないか、と思う今日この頃です。

2011年8月30日火曜日

多忙につき

達哉んです。多忙につき、本日の、コンビニたそがれ堂~星に願いを~の書評は次回とさせていただき、本日はブログの記事はなしとさせていただきます。

ご了承くださいませ。

2011年8月29日月曜日

再びプレイした幻想水滸伝

※ 25日〜31日は所要により、コメント等が遅くなる場合がございます。予約投稿ですが、ご了承ください。

最近はずいぶん減りましたが、昔からよくRPGをプレイしていました。システム的に好きなのはローグライク系RPGですが、普通の戦闘があるRPGとしては、「幻想水滸伝」シリーズか「アトリエ」シリーズのどちらかに軍配を上げたいと思います。あ、「桃伝」もあるなぁ…。

ともあれ、それほど好きなシリーズが

幻想水滸伝です。でも私は、2作目までしか好きではありませんが…。

2011年8月28日日曜日

中島みゆきの歌詞 私の解釈 その第6回「帰省」

※ 25日〜31日は所要により、コメント等が遅くなる場合がございます。予約投稿ですが、ご了承ください。

中島みゆきは、自分の歌詞の解釈を聞き手に任せます。それは、私にとって嬉しいことであり、私もその精神に則って、自分なりの解釈をしていこうと思います。

解釈は人によっても異なりますが、時によって異なり、心によって異なり、状況によって異なるものであると思います。同じ曲を複数回出すこともあるかも知れませんが、それは状況や時が変えたということと考えてください。

夏特集の第6回は「帰省」です。夏特集は今回で終わり、次回からしばらくは特集のない、通常の連載としていきます。また、元通り、1の位が3の日の連載にします。
歌詞はこちら

2011年8月27日土曜日

TeXとOfficeの差異(前編)

※ 25日〜31日は所要により、コメント等が遅くなる場合がございます。予約投稿ですが、ご了承ください。

TeXとOfficeはしばしば同列に語られ、TeXを是とする人とOfficeを是とする人がいます。自分自身は数式・自動レイアウト・コードのハイライト等の観点からTeXを利用することが多いものの、これらは決して対立するものではなく、寧ろ共存するべきものだと思います。

2回に分けて、TeXとOfficeの差異を見て、これらを対比させる必要はないことを示していこうと思います。

2011年8月26日金曜日

アールグレイ グランドクラシック ロンガンの香りを

※ 25日〜31日は所要により、コメント等が遅くなる場合がございます。予約投稿ですが、ご了承ください。

10日ほど前から、紅茶をカテゴリとして独立させました。ご利用ください。
さて、今回は
ルピシアの「アールグレイ グランドクラシック」についてです。

2011年8月25日木曜日

私とエドソン 生活へ

※ 25日〜31日は所要により、コメント等が遅くなる場合がございます。予約投稿ですが、ご了承ください。

受難あり、苦労ありのエドソンでしたが、今はもうすっかり、私の持ち物に自然にあるものとなりました。

2011年8月24日水曜日

日常生活におけるネットスラングの使用について

日常生活でネットスラングを使う人がいます。私はそもそもネットスラングがあまり好きではない(コミュニティー上幾つかの意味は理解していますが)ので、ネットならまだしも、日常生活で使われると、どうもと思います。

2011年8月23日火曜日

中島みゆきの歌詞 私の解釈 その第5回「まつりばやし」

中島みゆきは、自分の歌詞の解釈を聞き手に任せます。それは、私にとって嬉しいことであり、私もその精神に則って、自分なりの解釈をしていこうと思います。

解釈は人によっても異なりますが、時によって異なり、心によって異なり、状況によって異なるものであると思います。同じ曲を複数回出すこともあるかも知れませんが、それは状況や時が変えたということと考えてください。

夏特集の第5回は「まつりばやし」です。
歌詞はこちら

2011年8月22日月曜日

デッドロック

あれしなければ
これしなければ
あくせくやってると

デッドロックが起こってる
手のつけ方がわからない
デッドロックが起こってる
その場で立ちすくんでしまう

落ち着いて
糸の端を切る
円を線にして
仕事を始める

いつの間にかまた
糸はもつれてきて
デッドロックが起こる

あせればあせるほど
デッドロックはすぐ起こる
だから焦らないように
仕事は早めに始める

でも
仕事を早めに始めても
いつもやること山をなし
何かを一つ忘れてしまう

暮らしのデッドロック
混乱のもと
疲れのもと
焦りのもと

2011年8月21日日曜日

文房具の初心を思い出す〜シンジュクブングジャムにて〜

8月20日は、Wagner中部大会にでられて人もいたようですが、その距離だと私はちょっと参加しかねるので、もっと近いところであるイベント「シンジュクブングジャム」に参加してきました。

2011年8月20日土曜日

書評:「コンビニたそがれ堂〜奇跡の招待状〜」

短編だった前作から、今回は中編という程度の長さになった
コンビニたそがれ堂〜奇跡の招待状〜です。

2011年8月19日金曜日

速読の語学教育

小学校から高校までの語学の教育の多くは、精読に費やされています。精読は重要だと思いますが、それに加えて、速読の授業もしてみてはいいのではないかと思います。

2011年8月18日木曜日

中島みゆきの歌詞 私の解釈 その第4回「過ぎゆく夏」

中島みゆきは、自分の歌詞の解釈を聞き手に任せます。それは、私にとって嬉しいことであり、私もその精神に則って、自分なりの解釈をしていこうと思います。

解釈は人によっても異なりますが、時によって異なり、心によって異なり、状況によって異なるものであると思います。同じ曲を複数回出すこともあるかも知れませんが、それは状況や時が変えたということと考えてください。

夏特集の第4回は「過ぎゆく夏」です。
歌詞はこちら

2011年8月17日水曜日

3種類のオンラインストレージの導入

オンラインストレージがスマートフォンの人気もあって注目されてしばらくになります。オンラインストレージは、簡単に言うと、インターネット上の自分専用のフォルダを置く場所です。今回は、Win/Mac/Linuxで使える無料オンラインストレージについて紹介します。また、それらの導入方法(Win/Ubuntu11.04)についても、簡単に説明します。

2011年8月16日火曜日

今、未成年飲酒に強く反対するわけ

友人に、私は概ね何に対しても厳しいことを言うが、とりわけ飲酒に関して厳しい、というようなことを言われました。それには理由があって、今回は、その理由を書こうと思います。

2011年8月15日月曜日

ハリナックス人気に思う

少々前からハリナックスが人気です。
これ、針なしで紙を綴じることが出来る、便利な「針なしステープラー」です。

2011年8月14日日曜日

久しぶりの正山小種

正山小種と書いて、「ラプサンスーチョン」と読みます。中国で取れる紅茶です。

2011年8月13日土曜日

中島みゆきの歌詞 私の解釈 その第3回「阿檀の木の下で」

中島みゆきは、自分の歌詞の解釈を聞き手に任せます。それは、私にとって嬉しいことであり、私もその精神に則って、自分なりの解釈をしていこうと思います。

解釈は人によっても異なりますが、時によって異なり、心によって異なり、状況によって異なるものであると思います。同じ曲を複数回出すこともあるかも知れませんが、それは状況や時が変えたということと考えてください。

夏特集の第3回は「阿檀の木の下で」です。
歌詞はこちら

2011年8月12日金曜日

「堂々」たること

飲酒運転していることをTwitterで流して個人特定され、捕まったという東大生の話を見ました。このことを「馬鹿だ」という人がいましたが、私はそうは思いません。飲酒運転をすることがいいとは全く思いませんが、でも、私はその人を馬鹿だとは思いません。

2011年8月10日水曜日

書評「コンビニたそがれ堂」

予告通り、今回からの8月の書評はコンビニたそがれ堂シリーズとします。今回はその第1弾です。

これは、もともと児童文学だったというだけあり、児童文学の文体で書かれているように思います。

2011年8月9日火曜日

結果はよかったのだから

珍しい時間に、珍しく一日2回の投稿ですが、あまりにも気分が良いので。

連絡への苛立ち

この時期には多くの連絡メールを送ります。それを行うたびに、ため息をついてしまいます。

2011年8月8日月曜日

中島みゆきの歌詞 私の解釈 その第2回「あたいの夏休み」

中島みゆきは、自分の歌詞の解釈を聞き手に任せます。それは、私にとって嬉しいことであり、私もその精神に則って、自分なりの解釈をしていこうと思います。

解釈は人によっても異なりますが、時によって異なり、心によって異なり、状況によって異なるものであると思います。同じ曲を複数回出すこともあるかも知れませんが、それは状況や時が変えたということと考えてください。

夏特集の第2回は「あたいの夏休み」です。
歌詞はこちら

2011年8月7日日曜日

日本のプログラミング大会とGCJJ

あちこちのプログラミングコンペティションに参加して、その参加記録をもうひとつのブログTatuyan's Pro-con blog!で公開しているわけですが、日本の大会と他の国の大会の違いが見えてきます。

2011年8月6日土曜日

数少ない愛読漫画の同時発売

私は、自分で漫画を買うという行為をほとんどしません。古本屋で立ち読みをすることはあっても、きちんと揃えて読んでいるのはミスター味っ子・ミスター味っ子2だけであり、後は一部持っているおおきく振りかぶって、があるぐらいでしょうか。

2011年8月5日金曜日

飲み会恐怖症

1日に文具ネタをやったので、5日はそれと入れ替えで普通のネタです。

私は、ほとんど恐怖症と言っていいぐらい飲み会が苦手です。それがあまりよくない印象につながっていますが、根本的に怖いと思っているのか、どうしても飲み会にはいくのは苦手です。食事会なら良くて、飲み会がダメなのはなぜなのか、やはりお酒にあると思うのですが、その点を克服できません。

2011年8月4日木曜日

帰省の準備をしないと

今年、私は3月にもゴールデンウィークにも帰省しなかったので、今月末に帰省するのは、正月以来、約8カ月ぶりとなります。
その予定をそろそろたてなければならないと思いました。

2011年8月3日水曜日

中島みゆきの歌詞 私の解釈 その第1回「夏土産」

中島みゆきは、自分の歌詞の解釈を聞き手に任せます。それは、私にとって嬉しいことであり、私もその精神に則って、自分なりの解釈をしていこうと思います。

解釈は人によっても異なりますが、時によって異なり、心によって異なり、状況によって異なるものであると思います。同じ曲を複数回出すこともあるかも知れませんが、それは状況や時が変えたということと考えてください。

今月は開始する月なので、少し大幅に、普段の2倍中島みゆきです。
8月に予定している第1回〜第6回は、1の位が3または8の日に「夏特集」としてお送りします。

夏特集の第1回は「夏土産」です。
歌詞はこちら

2011年8月2日火曜日

竹馬の友

1年以上
会ってなかったかと
そう思う
友人と会った
彼と知り合った後の時間は
彼を知らない時間より
ずっとずっと長い
それどころか
彼を知らない頃の記憶は
私にはないぐらいだ
ものごころついたときには
もう友達だったような

懐かしくて
楽しくて
涙の出そうな
さびしさに
時の流れは
とどまることもなく
話は
幼い時と違って
感覚は
幼い時と同じで

幾人にそんな人がいるか
私は知らない
けれど
物心ついた時からの友は
竹馬の友と
それにあまりにふさわしい

帰るべき
友人であった
帰るべき
場所であった
帰るべき
心であった
その友人は
去り際にいった
「またあおうな」と

歩く道は違えど
歩く道は触れ合おう
歩く道が長いほど
それは減っていくかも知れないが

「おまえの家」が聞きたくなった
私は帰路について
雨の上がった空を見ていた

2011年8月1日月曜日

吊り下げ紙にリスシオ1

5の付く日ではないですが文具ネタです。

2011年7月31日日曜日

「おめでとう、金メダル!」の価値

この度のIOI(国際情報オリンピック)を始めとする各科学五輪の日本人メダリストやGoogle Code Jamで優勝された方に、心から、「おめでとうございます」。このような活躍が日本全体を活気づけると思います。私はしがないプログラミング愛好者ですが、我がことのように喜び、近くにいた人と(その人は訳が分かっていなかったのですが)ハイタッチまで交わしてしまいました。

なのに・・・

2011年7月30日土曜日

書評:12皿の特別料理

7月最後の書評は
清水義範「12皿の特別料理」です。

2011年7月29日金曜日

暑中見舞い「おかえり」に思う

大暑には暑中見舞いということで、私も例にもれず暑中見舞いを出しました。それが約一週間前。そして、それから返事が来はじめています。

2011年7月28日木曜日

花火大会

友人の車に乗せてもらい
ゆっくりしていた帰り道
やけに渋滞しているなと
見たその先には
花火が上がっていた

友人がふと思い出したように
「ああ、今日は花火大会だった」
ゆっくりと進む車の中
花火が上がり
道々には花火を見上げる人びと

花火を横目に車は進み
やがて花火は見えなくなった
夏の一日の終わりを
鮮やかに彩る花火だった
まるで祭りの後かのような

花火は終わったろう
祭りも終わったろう
終わりを見るたびに
夏のはかなさを思う
終わりを見るたびに
夏の矢の如しを思う

ひと夏のセミが短命であるように
夏は短命だ
花火を見れば夏は終わりだ
祭り終われば夏も終わりだ

花火はただ一度の見せ場を終え
その一瞬の見せ場を燃え尽きた
夏は短命だ
セミが短命であるように
祭りが短命であるように
花火が短命であるように

2011年7月27日水曜日

メールの予約送信"LetterMeLater"

メールの送信予約というのはなかなかどうして、うまく解決されない部分です。Windowsのタスクスケジューラにもあったりしますが、起動していることが前提なのでいまいちです。送信予約をするのに便利なのが、今回紹介するLetterMeLaterです。

2011年7月26日火曜日

二つの声

私は、普段の生活で大きく分けて2種類の声色を使っています。それが私の気持ちや態度にも大きく影響し、時には声が気持ちを規定しているとまで思えます。

2011年7月25日月曜日

私とエドソン 紛失

私とエドソンに、さらに怖い事件がありました。

2011年7月24日日曜日

ワッフル

子供の頃一番好きだったお菓子の一つがワッフルでした。当時は喫茶店のワッフルなどを食べていました。祖母につれられていく図書館で、絵本などを読んで過ごした後、喫茶店に入って一服するとき、頼むのは決まってワッフルでした。

2011年7月23日土曜日

誰も書かなかった中島みゆき論ベスト200を聞いてみよう 最終回

ずいぶん長くやった、この「だれも書かなかった中島みゆき論ベスト200を聞いてみよう」もようやく終わりました。

2011年7月22日金曜日

夏の切手貼り

カップに氷水を入れて
暑中見舞いに
切手を貼った
暑い夏に
涼やかな切手貼り

後ろでは
私の好きな曲が流れる
横には
自分の好きなアイスティー
顔を上げれば
青い空に夏の暑さが見える

たったの20分かもしれないが
相手のことを思って書く
そんな暑中見舞い
相手のもとに届けと
切手を貼っていく
少し斜めもまた一興

人を考える
その心は言霊になる
言霊は紙に乗る
紙は切手という羽をつけ
その人のもとへ飛びたつ

氷水で貼っていく
暑中見舞いの切手貼り
その涼やかな心
きっと温かに届け

2011年7月21日木曜日

強い参加意欲とその対比から見える気持ちの弱さ

EPOCH@まつやまという大会に、参加できるかどうかを真剣に考えています。資格はありますが、相手がいるかどうか、という点が問題です。

2011年7月20日水曜日

書評:言いまつがいシリーズ

今回はこちらの本

から始まるシリーズ「言いまつがい」です。

2011年7月19日火曜日

二度とりによるアイスティー

磯淵猛著「ティータイムのその前に」(ちくま文庫)などに書いてある方法が「二度とり」のアイスティーの淹れ方。薄くなったりクリームダウンしたりと散々な味になるアイスティーが、美味しく淹れられるようになります。いつもは面倒くさくて、時間もないということで水出しばかりなのですが、時間があったのでやってみると、やはり美味しい。

ということで、以下にその方法を書いておきます。

2011年7月18日月曜日

才能の半分は「好き」だ

自分自身が色々学び、またいろいろな人と話しているときに、いつも思うのは「才能の半分は好きという気持ちにある」ということです。

2011年7月17日日曜日

夏期にC++を

幾度となくやると言っていながらやっていなかったのがC++の学習でした。C++を学習するのに十分な本は持っているのですが、それを勉強するためのまとまった時間が取りにくいと感じていたのです。

2011年7月16日土曜日

パリパリチョコレートは冷凍庫で

私の意見によれば、チョコレートはパリパリして歯ごたえがあって美味しい物と、ふんわりととろけるのが美味しい物とに分かれます。板チョコやクッキーが挟んであるチョコ、ピーナッツチョコは前者であり、トリュフチョコレートや生チョコは後者です。

2011年7月15日金曜日

私とエドソン どん底の日々

エドソンを凹ませたことは直接的な原因ではありませんでしたが、私はその後、人生で最も暗い日々を送ることになります。

2011年7月14日木曜日

東京国際ブックフェアに行ってきました

毎年この時期になると行っているのが東京国際ブックフェア
です。今年も例年通り参加してきました。今年は、後輩を連れての来訪です。

2011年7月12日火曜日

趣味の世界へのブログ

私はGoogle Chromeを用いていて、とりあえず立ち上げた後、ブックマークバーを右クリックして「全てのブックマークを開く」とするのが日課です。そのほとんどはブログです。

2011年7月11日月曜日

心配性とおせっかい

私は人に「よくそこまで心配事を見つけてこられるね」と言われるほどの心配性です。

2011年7月10日日曜日

2011年7月9日土曜日

早めの暑中見舞い

先日、知り合いから暑中見舞いが届きました。暑中見舞いとしては早いと言っておられましたが、大切なのは時期ではないと思います。

2011年7月8日金曜日

ブルーレディー アイスティーに最適

ヒギンスのお茶で最も有名かも知れないフレーバーが
こちらのブルーレディーです。

2011年7月7日木曜日

プログラムの汎用性

お世話になっている先生とプログラミングの話をしていたときに聞いた話です。

2011年7月6日水曜日

マンションの灯り

友人の
車に乗って
少し遠出した時だった

マンションがあって
何処にでもあるマンションでも
それがいかにも
自分の実家の
マンションのようで

廊下の灯りの
色も形も
自分の実家と
すごく似ている
マンションがあって

半年
実家には帰ってない
8月には
きっと帰る

今年の帰省は
短くなりそうだ
親に告げた一言
どうならずとも
悔しくて

ふとマンションを見た
そこにもきっと
家族の生活があるのだろう
その生活に思いを馳せつつ
車は走り去った

今年の帰省は
短くなりそうだ
思っていたよりもっと…。

2011年7月5日火曜日

私とエドソン 墜落

エドソンを買った次の日に、それは起こります。

2011年7月4日月曜日

携帯変更とPC連携

以前使っていた携帯は、Windows mobileでした。私は2つのWindows mobileを4年に渡り使用してきましたが、使っている携帯がボロボロになってきたのもあり、携帯の機種を変更することにしました。

2011年7月3日日曜日

誰も書かなかった中島みゆき論ベスト200を聞いてみよう その19

7月中に終わらせたいので、一気に行きます。161位〜180位です。

2011年7月2日土曜日

日本一短い暑中見舞いを

「日本一短い手紙」というシリーズを読みました。本当に短いけれども、心のこもった手紙が多くありました。

2011年7月1日金曜日

ページビューが増える中に思うこと

いつも本ブログをお読みいただきありがとうございます。
また、常連さんでなくともなにかの折に見られた方、ありがとうございます。

2011年6月30日木曜日

書評:居酒屋(エミール・ゾラ)

今回の書評はエミール・ゾラ著「居酒屋」
です。これは、文学の授業で読むということで購入して読んだものです。

2011年6月29日水曜日

Summer これから始まる季節の紅茶

今月買った紅茶の一つがH.R.ヒギンスのSummerです。

2011年6月28日火曜日

悪ガキにも一理

「悪ガキ」の古典的なネタとして「アホ〜」といきなり言い、食いついてきた人に「お前に言ってない、勝手に勘違いするなんて自覚しとるんちゃうん?」と返すものがあります。これ、なかなか筋が通っていると思います。

2011年6月27日月曜日

プログラミング仲間が欲しい

ずいぶん長い間、プログラミング仲間なる人間がいない状況です。プログラミングが大好きだからこそ、誰かプログラミング仲間が出来ればいいなと思うのですが、なかなか簡単にはできません。

2011年6月26日日曜日

理系的思考の重要性

世の中の重要な位置にいる人の多くが文系で、また、高校の状況などを見てみても、世の人口は文系のほうが多いでしょう。テレビのクイズ番組で、高校で習うような英単語や漢字は出ていても、sinπの値を答えるようなごく簡単な問題が出ていないのも、一つの例だと思います。∫xdxを計算せよ、ぐらいクイズ番組で出してもいいと思うのですがね、普通にフラッシュクイズのレベルですし…。

ともあれ、この記事では、理系的思考の重要性について、少し書いてみたいと思います。

2011年6月25日土曜日

朝日新聞「万年筆 手書きの友」を読んで

その記事のことを知ったのは、ちょうどBromfieldさんのブログで公開されていたからでした。そのブログを読んで、私は早速その記事を読みました。

2011年6月24日金曜日

100円ショップの片栗粉

100円ショップに、ちょっと買い物に行きました。

2011年6月23日木曜日

誰も書かなかった中島みゆき論ベスト200を聞いてみよう その18

151位〜160位です。もう少しで終わってしまいそうですが。

2011年6月22日水曜日

サッカー少年

校庭の前
ふと見ると
サッカー少年たちが
ボールを追いかけていた

彼らはきっと知っている
私の知らない楽しみを
私が知れない楽しみを
知ろうとしない楽しみを

環境が変わるとき
サッカーをしようと
いつも思い立った
結局いつもいつも
私は挫折していたから

私は多分
根っからのスポーツ嫌いで

だから
スポーツの楽しみを
あじわうことは
きっと
ない

だから
彼らは私より
一つ多くの楽しみを
きっと
知っている

子供だから
それが無知を示すか
そこには
明解な答えがあった

私は自転車を走らせた
おそらく彼らは未だ知らぬ
もしかすれば一生知らぬ
私自身の楽しみに向かって

2011年6月21日火曜日

競技プログラミングブログの独立について

最近、このブログの内容にかなり多くの競技プログラミングの内容が入ってきました。また、プログラミング関連の内容に様々な要請ができてきたのも事実です(例えば、Codeforcesでは「英語で書いてくれると嬉しい」という意見を得ました。)。

私の参加している大会は、Codeforces,Topcoder,Codechefをはじめとして様々です。これらの大会の多くは英語で開催されており、英語で記事を書く必要性も出てきています。
さらには、自作問題の公開やトレーニング記録などもつけていきたい。

そこで、競技プログラミング専用のブログを独立で作ることにしました。英語と日本語をできるだけ併用する、本当に競技プログラミング専用のブログですが興味があればご覧ください。

なお、こちらのプログラミング記事も引き続き書きますが、これについてはもう少し内容を変更して、個人利用ではなく情報公開を目的にしようと思います。よろしくお願いします。

ブログはこちらです。

注意!:新規に開始する方のブログは競技プログラミング一色であり、こちらのブログをなくすわけではありません!

Codeforces Beta Round #75(Div.2) 参戦記

燦燦たる出来でした。

Aを5分で解答…まではいつも通り。

Bの問題の入力条件を「入力される2進数は10進法で10の6乗以下である」と勘違い。当然正解できるはずもなく、これに30分悩みます。(入力要件が実際は違ったので、方針自体を変えないと解ける問題ではありません)

その後、Cの問題に行きますが、いい解法を思いつかず、力任せで、当然TLE.

Dの問題もよく意味がわからず、今回はさっぱりでした。498位/937人、490点、当然Green落ち。
次回リベンジで、なんとか青になりましょう。

時間に厳しかった親

人間誰しも遅刻したり何やかやがあります。突発的なもの(不可抗力など)で遅れたり休んだりするのは仕方がないとして(電車が止まったとか風邪を引いて寝込んだとか…)、自分の準備が悪いとか、明らかに無理な時間に約束をするとかいうのは、謝るべきものです。

2011年6月20日月曜日

書評:つむじ風食堂の夜

久しぶりに書評です。今回は 吉田篤弘著「つむじ風食堂の夜」(ちくま文庫)
です。

2011年6月19日日曜日

夢が願望を表すのなら

先日、不思議な夢を見ました。サッカー部に入っている後輩とかけをして、負けたらサッカー部に入部するように、という夢です。冷静に考えれば勝てるであろうかけですが、私は負けやすい方にかけ、そして負けた、というところで目が覚めたのです。

2011年6月18日土曜日

熱拡散方程式の数値解法について(3)

これで最終回です。全体的にはメモ程度ですが、何かの足がかりになった人がいれば幸いです。

2011年6月17日金曜日

Codeforces Beta Round #74(Div.2) 参戦記

おなじみの参戦記です。

開始。万全の状態で、なにか後に控えていることもなく、気持よく参戦。
解き始めて、7分。まずはA問題をPretest Passedでした。

丁寧に考えて、計算回数が増えないように丁寧に組みなおして、32分でB問題Pretest Passedです。万全です。

その後C問題にとりかかりますが、ぱっと見ではやや難しいですが、丁寧に考えていきます。いろいろなケースを紙に書いて、じっくりと解いていきます。走行していくうちに、解き方が見えてきました。無事に解いて、ちょうど1時間でPretest Passed!です。

その後のD-E問題はとく気になりませんでしたし、また、hackにも取り組みましたが、なぜかなかなか表示されず、腹がたったので途中でやめて寝てしまいました。

朝起きてから確認すると、3問ともAcceptedで、2498点、39位/896人でした。そして、青くなることができました!嬉しい限りです♪

プログラミング大会の記事

少なからず、競技プログラミング/プログラミング大会の記事を載せています。そして、最近はTopCoder部の日記からもリンクを張っています。それを書いていて、どうすべきかと思ったのは…。

2011年6月16日木曜日

熱拡散方程式の数値解法について(2)

前回の続きです。今回はクランク・ニコルソン(Crank-Nicholson)スキームです。

2011年6月15日水曜日

私とエドソン 購入

注文したエドソンを買いにいく日がやって来ました。

2011年6月14日火曜日

熱拡散方程式の数値解法について(1)

所要により、熱拡散方程式の数値解法を扱うことになり、それを調べてみて、日本語でまとまったものを見つけるのに苦労したので、自分のところで3回にわたってまとめてみました。必要だったのが1次元塩分拡散だったので、数値計算するのに必要な拡散係数などは塩分濃度のものに合わせていますが、それ以外は特段の変更を伴わなくとも一般に適用できるかと思います。

2011年6月12日日曜日

邪推

MLに登録するから
アドを教えてと
知己からメール
返信して
確かに送信して

いつまでも返事がこない
そう思って
同じメールを受けた人に
後から聞いてみて
返事来ていると知る

その返事のメールの
登録リストの中に
自分の名はなかった
だからもう一度
メールを送った

他の件もあって
幾つかのアドレスから
その知己に数通の
メールを出した
返事はこない

そうして一月
MLが使われて
でも私は
未だに登録されない
申請は放置されて

聞けば
他の人には
返事がきているらしい
まさか
見てないわけでもあるまいし

ひとり
除け者か
ひとり
入っちゃいけないか
私が何をした

結局私は
嫌われものに過ぎない
カタイからこそ
嫌われものに過ぎない
自分でそんな気はないけれど

嫌うものよ
はっきりと嫌え
明白に嫌え
あからさまに嫌え
鬱陶しいと突き返せ

不安ながら
人と話す
寂しいから
話さずにいられない
そんな私を

幾人が好いて話すか
いや寧ろ
嫌う人が多いのでは
鬱陶しい人が多いのでは
いつもそう思って暮らしている

嫌われるほどに
意見を言って
私は今日も生きていく
だからこそ
好いてくれる人は大切にしたい

世に100人いれば
80人は行きずりで
19人は敵で
味方はたった1人
そう感じる日々を生きる

パラドックスでは
人に心がないという
私はそうは思わない
思わないからいつも
私は嫌われている

2011年6月11日土曜日

顔を合わせても出会えない旧友

当たり前のことだけれども、年齢と共に友との絆は廃れていきます。時間的な距離も、地理的な距離も、どちらも疎遠さを増してしまいます。

2011年6月10日金曜日

学芸・学術文庫の楽しみ

読書は年中楽しいものです。何も読書の秋にとどまらずとも、多くの楽しい思いをすることができます。読書が好きな人ならば、多くはきっと、自分の好きなジャンルというのがある程度あるように思いますし(あるいは、どんなジャンルでも読むという強者もいるかもしれませんが)、本選びについても時間を使っているのではないかと思います。

2011年6月9日木曜日

リターナブル弁当は無理でしょうか

周囲には幾つかの弁当屋さんがあり、コンビニの弁当よりも安く美味しいのでよく利用します。

Topcoder SRM509(Div.2) 参戦記

前に用事があったので、10分ほど遅れての開始。

まず、250を見ます。回文数は再帰関数で組むことが多いので、久しぶりにJavaで再帰関数を組みました。今考えたら文字列化したほうが早かった気がします。Javaで文字列化する方法を調べるのが面倒だったので、ゆっくりやってしまいました。やはり、JavaやC++を鍛える必要がありそうです。Submitは151.78。ちょっと遅すぎです。

その後、500に移ります。今回は少し遅目の参加だったので後回しにしたのですが、ほとんど問題なく、アルゴリズムも悩まずに立ちました。Submitして、419.42。部屋内では2番目で、かなりありがたいスピードでした。

1000は解けず。1000を解けるように、もっと精進しないといけません。

結果、120/1204で、かなり良い成績。571.2でした。

2011年6月8日水曜日

「好きな額を払っていい」貴方はどうしますか

ミスター味っ子2という漫画に、「本日は一種類の定食だけを出します。値段は決めておりませんので、お客様の好きなだけお支払い下さい」として、定食屋を営業する話が書いています。さて、このとき、自分ならどれだけ払うでしょうか。

Codeforces Beta Round #73(Div.2) 参戦記

ちょっと疲れていたので、ゆっくりする感じで参加。

問題Aを読み、解きます。ギターのコードの問題。普通に解きましたが、だいぶゆっくりだったため、解き終わったのは36分。

次いで問題B。方針はあっていると思うのですが、すごく汚いコード。WAでしたが、Pretest1とのこと。しかし、どの入力例に対しても、ローカルでは正しく出力しています。何が悪いのかがわからない…。もしわかる方がいらしたら教えてください。仕方ないので、問題Cに移ります。

問題Cは比較的好きな漸化式の問題。先にこちらを溶いておいたらよかったと思いましたが後の祭り。問題Bを諦めたのが残り20分で、コーディング間に合わず、結局問題Aしか解けませんでした。

順位は361/946で、得点は428でした。今ひとつです。最近ちょっと下降線なので、少し上げていきたいですね。問題はこちら

2011年6月7日火曜日

それはハミルトン閉路から始まった

今でこそ競技プログラミングに数多く出ている私ですが、半年前~4年前は英語の大会を敬遠していましたので、出ている大会はほんの僅かでした。そもそも、出られる資格のある大会など、ほとんど知りませんでした。JAVAをそれなりに組めるようになり、英語も敬遠するほどではなくなって、今はプログラミング大会、週に一度は出ています。

2011年6月6日月曜日

美味しんぼの「タバコ」を「酒」に変えると私の意見に

先日、紅茶の回で厳しく書いた美味しんぼですが、私は比較的好きで、意見はともかく、美味しい物への知見を広めるために(主においしいものだけを)見て読んでいます。まずいとか良くないといったマイナスの評価はあまり信用していないのですが、美味しいという評価は概ね信頼できるので。

この漫画は基本的に(適度な)飲酒に賛成であり、全面的な喫煙には反対する立場です。適度な飲酒のみであり、過度な飲酒で問題を起こしてから「仕方なく」問題を解決する、というパターンがありますので、やはりお酒は適量に楽しく、だと思います。

この73巻の「寿司とタバコ」という話で、煙草の害およびそこから全面禁煙の必要性を説く場面があります。この場面を、酒、厳密に言えば「過度な飲酒」もしくは「迷惑な飲酒」に変えると私にぴったりな意見になったので、それを再現してみようと思いました。

2011年6月5日日曜日

UAPC2011/IPSC2011 参戦記

6月5日はUAPC2011/IPSC2011の両方が行われる日でした。両方共フル参加すれば楽しいのでしょうか、いろいろ立て込んでいましたので、UAPCは2時半から4時半、IPSCは7時から9時までの時間限定で参加しました。他の時間は、テスト勉強等で忙しくしていました。

今回色々読みましたが、テスト勉強できもそぞろだったからか、どちらも解けたのは一問目だけでした。もう少し落ち着いて大会に出たいものです。一息付ける時期がきたらSuperconの問題を解かないと…。

UAPCの第1問(A)は初心者の練習問題にも出来る問題で、ifを用いて丁寧に書けば書くことができました。

一方で、IPSCの第1問(A)はそれなりの問題でした。ジャンケンに似たゲームの問題です。私は一種のバックトラックで書きましたが、もっと効率的な解法があったのでしょうか。

UAPCはこちら、IPSCはこちらです。

私とエドソン 注文

私がエドソンを注文したのは、大学に入って、ある程度のお金ができてからでした。

2011年6月4日土曜日

「お酒は楽しく」という広告に思う

電車のお酒の広告などには、お酒は適量を楽しく飲むことが良いと書かれています。作り手は楽しく美味しく飲んでもらうようにお酒を作っているのだと思います。お酒を嗜まない私ですが、お酒の文化は大切だと思っています。

2011年6月3日金曜日

I am Australian 8年越しで好きな曲

中学生から高校生にかけて、私は洋楽を幾らか聞いていました。といっても、別に多くの曲を聞いているわけではなく、何曲かの限られた曲を聞いていただけでした。

Topcoder SRM508(Div.2) 参戦記

いまいちでした。

いつも通り500点からやろうとしたのですが、何をいっているかがわからない。しばらく考えても全くわからないので、250にチェンジ。250はそれなりに理解でき、何度か組み直しつつSubmit。でも、この段階で半分が過ぎていました。173.50。

それから1000へ。問題の意味はわかりましたが、さてどう解くか。いろいろ迷って、ビットに注目するのかな?と考えましたが、結局答えは出ませんでした。諦めついでに残り10分でSummaryを見ると…

ーーー250以外は誰も解けていないし、250も部屋内3位…

かなり難しかったのかもしれません。

そして撃墜ラウンド。私のすぐ下にいた人のコードを読んでみると、再帰処理をたくさん使っている。
「これは撃墜できるかも」
慣れないながらデータを作り、再帰回数ができるだけ多くなるようにして投げました。

--Challenging Success--

今までで初めて、私は撃墜することができました。
そしてその後です。
自分自身も撃墜されてしまい…。(よく読めば、問題にそぐわない回を出していたことがわかりました)

結果は50点、372/1362でした。

2011年6月2日木曜日

本質は寂しくて

寂しいなんて口に出したら、誰もみんな疎ましくて逃げ出してゆく。寂しくなんかないと笑えば、寂しい荷物、肩の上でなお重くなる。こういう話に欠かせない「歌姫」です。

2011年6月1日水曜日

紅茶の裏の真心

今回の内容は美味しんぼ66巻「究極の紅茶」に対するアンチテーゼです。

2011年5月31日火曜日

Supercon2011を前に

私がこの大会に参加したのは、もう5〜6年前になりますが、今年もSupercon2011が始まります。明日、6月1日から予選開始で、今年も3週間の予定です。ホームページはこちら

2011年5月30日月曜日

Codechef 2011 May cook 参戦記

Codechefに初参加したので、その参戦記です。

開始後、とりあえず、一番おいしそうな名前の(本当にそういう理由です)"Popular Rice Recipe"に挑戦します。難しくありません、昨日のTopcoderでも似たような問題がありましたが、今度はCですのでもっと楽です。14minでaccept。

ですが、これ以降が情けないのです。

次に人数の多い、"Socializing Game around Pizza"に挑戦しますが、なかなかうまくいきません。幾つか予想をたてて、証明も考えました。
予想1:Bが勝つものに2,3を足したものはAが勝てる(これは理由があって、問題文から、Aは「Bが勝つ」形にピザを変形できます。Bが勝つ=その段階での後手が勝つ、なのでこの場合Aが勝てます。)
予想2:偶数ならAが勝つ(線対称に切って、対称性を崩さないようにすれば勝てます)。
まではうまく行ったのですが、ここから「4で割って1余るときだけBがかつ」としたのは勇み足でした。42minでWrong Answer。いろいろ考えるも、奇数の場合の処理が思いつかず、お手上げです。

仕方がないので戻ってみると、"Distribute idlis Equally"のほうが増えていたので、それを解きます。マージソートで実装して、次いでストランドソートを使いましたが、どちらもTLE。どうしたらよかったのでしょうか。

この段階で諦めて、1/5でした。コンペティションサイトはこちら

書評:「伝われ、愛」

私が中島みゆきファンであるというのはブログに時折出ることからおわかりかと思うのですが、その著書の一冊「伝われ、愛 月曜のスタジオから」を入手し、読んだのでその感想を。

2011年5月29日日曜日

Topcoder SRM507(Div.2)参戦記

久しぶりに書きます。次の日が休みということで、終わったあとすぐに書いています。

いつも通り開始。今回は途中休憩に250を当てようということで、まずは500から解きます。

色の塗り分け問題です。正方形の各面を、与えられた色で塗り分けられるかどうかを考えます。隣り合った面を同じ色で塗ってはいけません。塗り分けられますか?というものです。一色は2回しか使えませんから、最大カウントを2回として、いったい何色使えるかを数えればOKです。Submitして通り、374.77点。

次に250です。これはかなり単純で、場合分けをして考えればOKです。228.59でSubmit。

その後1000を解こうとしたのですが、フェルマーの4n+1定理、三平方和定理、四角数定理などと考えて、うまい方法が思いつかず、そのまま撃沈でした。

チャレンジフェーズでは一つ見つけたのですが追いつかず、他の人がわずかに早くとってしまいました。初チャレンジかと思ったのですが、惜しかったです。

合計点で、順位は370/1367でした。久しぶりでしたが、楽しかったです。後は、JavaもしくはC++にもっと慣れなければなりません。Cと僅かな道具で戦っているだけでは、正直厳しいと思っています。(が、その向上にあまり時間をかけられていないのが実情です…)。

2011年5月28日土曜日

体育が嫌い・やりたくないとは

ネットサーフィンをしていると、「体育が嫌いな息子をスポーツ好きにしたい」というような話がありました。そのなかの意見で、無理強いが却ってスポーツ嫌いを生み出す、ということが書いており、ずいぶん納得しました。

学校教育において体育は最も特別な立場にある学問だと思います。体育祭という行事があり、それによってクラスごとの、あるいはチームごとの勝敗が決まり、それ故に自ずと苦手な人が疎まれてしまう部分が出てくるということです。

2011年5月27日金曜日

生真面目でカタいんかなぁ

今回のプログラミング関連の話題は、Superconに関するもので、来週、31日に振り替えます。


2011年5月26日木曜日

伊東屋 蒔絵万年筆展

昨日書けなかったので、振替で本日書きます。もちろん文房具ネタです。

今回は「私とエドソン」は休載とし、伊東屋の蒔絵万年筆展を見てきた感想文を書こうと思います。

2011年5月24日火曜日

それがなかったら幾人が去るか

いろいろな人と話をしている中で、私は相手にとってひどく価値がない人間のように思えてくることが多くあります。そしておそらく、その相手のうちの幾人かは…実際はもっと多いのかもしれませんが…私が唯一役に立っているだろうパソコン関連の質問がなくなれば、私の眼前に立つことはなくなるのだろうと思います。

2011年5月22日日曜日

クッキーティー

世の中には様々な紅茶がありますが、これほど面白いフレーバーは珍しい…そう思ったのが

2011年5月21日土曜日

うどん食い

みんなラーメンやけど
私はいつもうどん
ラーメン屋さんはよーけあるけど
私はいつもうどん
ラーメンよりもよっぽど
うどんのほうが好きやねん

近所のうどんは
2〜3店舗
おにぎりもあって
天ぷらもあるうどん屋が
2〜3店舗あるだけ

江戸っ子はうどんを軟弱者というらしい
そんなことはない
うどんは軟弱者の食べ物じゃない
軟弱者という人よ
あなたはうどんを作るところを見たか

うどんを食べに
私は今日も自転車を走らせる
一杯のうどんに
天ぷらとおにぎり
それだけを食うために

2011年5月20日金曜日

書評:人の短篇集

プログラミングコンテスト参戦記が多い中、普段の10日ごとのコーナーはきちんと続けていきます。

2011年5月19日木曜日

言葉の習慣と影響

言葉はそれを発する人を特徴付け、あるいはそれを発する人の方向性を決定すると思います。それは周囲からの目線に真っ先に顕れるものであり、次いで自らの人格形成に携わっていくものだと思います。

2011年5月18日水曜日

未成年飲酒、なぜしたいのか?

未成年飲酒問題は私にとって永遠のテーマなのかもしれません。
見聞しなくとも、日常的にその問題を考えます。数学好きが日々の生活で数学の問題を考えるのと同じです。
先日も、「私は未成年飲酒・ルールを守らない飲酒で苦しめられた」という内容の話をしていました。その中で、ふと思ったのは「なぜそこまでして未成年飲酒をしたいのか?」ということです。ここでは「飲まされる」という類の問題ではなく、「なぜ、わざわざ法に触れてまで未成年飲酒をしたいのか」ということを考えてみました。

2011年5月17日火曜日

UTPC2011自分の答案

UTPC2011、じっくり参加したかったのですが、実際にはこの後夜通しのイベントがあるので、そこまで気合を入れて参加したわけではありません。「間が悪いなー」というようなものです。ついでにいうと、Top Coder Open Qualify1はイベントとかぶっていて、参加できません。残念です。

実際に答えたのは2問だけでした。気持ちが落ち着かず、大して考えていないというのがその最たる理由ではありますが。一応、2問ともAcceptedでした。

2011年5月16日月曜日

読書家

読めど読めど
尽きぬ本
尽きぬ興味
そうして私は
今日も本を手に取る

読めど読めど
欲す本
少しの金
そうして私は
今日も古本屋へ向かう

読めど読めど
知得る本
増える知識
そうして私は
日々の思考の糧を得る

忘却の中に
読んだ本は生き
忘却の彼方
骨組みだけが頭に
僅かに残る

忘れゆく本
忘れゆく中身
忘れゆく知識
忘れゆく物語
忘れゆく記念碑

されどどこかで
思い出したら
そこには懐かしい
そこには温かい
何かいつもと違う感じがする

読書家よ
何を求む
何を得る
何を見る
何を覚える

教養でも
知識でも
思想でも
警句でも
文化でも

何があってもいい
何を求めてもいい
読書家よ
ただ自らの欲に従い読め
貪欲なる読書欲の僕となれ

2011年5月15日日曜日

私とエドソン 接近

合格こそが自分とエドソンを接近させたと言って間違いないでしょう。高校生の時にエドソンに憧れた私は、大学生になって自分で稼いだお金でエドソンを買うことにしたのでした。

2011年5月14日土曜日

Codeforces Beta Round #72(Div.2) 参戦記

終了10時間後からUTPC2011があるので、そのプラクティスまで入れて3ラウンドの真ん中に位置するCodeforces Beta Round #72に参加してきました。なお、UTPC2011はちょこちょこ参加する感じですが、この参戦記は後日。

第1問、これは良問。3n/2を出力すれば良い、ということを予想して解答、accepted。ここまで8分、好調。

第2問、いろいろ考えるが、ソートするとダメそうなので、前から愚直に「これを初項とする、条件を満たす部分列は…」と線形探索。後から考えれば、これでは当然遅すぎて、同じ数字からなる連続部分列の長さをnとして、n(n+1)/2がその部分から取れる数。愚かなミスです。当然TLEになるのですが、Pretest acceptedで油断しました。ここまで28分。

第3問、バイアスロンの的あて問題。これも第2問と全く同じ罠にはまります。これで50分です。

第4問、これはキューを愚直に弄るとアウトとなるとおもい、いろいろ変更してみますが、なんだかんだでキューを弄るのと変わらない時間がかかるプログラム。その上、痛恨のミスで、最後までacceptedが取れませんでした。

結果はaのみ正解で504/1042位、484点でした。問題はこちら

2011年5月13日金曜日

2011年5月12日木曜日

Topcoder SRM506(Div.2) 参戦記

最近レジストした後にすっぽかすとか、疲れてねるとかをしていたのでいつの間にかグレーにまで落ちていました。前回いまいちだったのもありますが、とりあえず、JAVAの練習がてら参加。

パソコンの調子がいまいちだったので、15分後からスタート。
ひとまず、500pointを見て解くのですが、なかなかうまくいきません。35分ぐらいかかって解きましたが、後から(後と言ってもかなり後です)難しく考えすぎていることに気づきます。

250pointの問題に移ります。色々書いていますが、なんのことはない「ある配列の最大値と各要素の差の総和を計算せよ。」というだけです。簡単すぎます。サラッと解いて、さすがに1000点問題をとくのは難しそうだったのでやめました。

結局、242点だけでした。

2011年5月10日火曜日

プログラミング関連書籍の会社別分析 ソフトバンクの場合

久しぶりにこのシリーズです、。今回は日本最大手であろう「ソフトバンク」の特徴を記します。

2011年5月9日月曜日

切手が見つかって

部屋の掃除をしていると、切手を少々見つけました。最近あまり手紙を書いていなかったので、丁度いいというのが正直なところです。

切手が見つかると、とりあえず最近書いていない人に向けて手紙を書いてみようと思います。早速何人かに向けて手紙を書きました。

実は、、4月いっぱい殆ど手紙を書かなかったので、1ヶ月ぶりです。書きだすと、いつものような調子が出ません。いつもよりも文章が滞りがちです。私が最近文章を書いていなかったことが露呈しました。

ともかく、少々要件を含ませながらも、基本的には近況報告中心の手紙を認めました。時間を見ると20分強、滞ったように感じましたが。実際にはそこまで遅いようではなかったようです。

切手というのは手紙の基本アイテムです。これが見つかるか見つからないかで、手紙を書く気分は大きくかわります。いつも買い置きを置いておきたいというように思います。

2011年5月7日土曜日

競技プログラミングの一抹の寂しさ

今でも競技プログラミングをしていますが、その中で、かつての「戦友」たちとの距離を感じます。

2011年5月6日金曜日

プログラミングの反省と目標

今月は競技プログラミングがものすごく多いので、参戦記でほとんどブログが埋まりそうなほどです。今分かっているだけで5月全体で約20回あります。

最近良くプログラミング大会に参加していますが、もう少し勉強したいと思うことが少なからずあります。

・C++の習得
・アルゴリズムの実装練習
・英語の読解力の練習(これは主にプログラミング向けですね)

プログラミング大会をしたあとで伸びないのはこれらが原因だと思っています。

ひとまず「ロベールのC++入門講座」と「プログラミングコンテストチャレンジブック」あたりを読了しないことには実力アップは見込めなさそうですので、この2冊を読了して、C++を鍛えて、来年の今頃には、もう少しましなプログラムを打ちたいものです。

2011年5月5日木曜日

私とエドソン アドバイス

エドソンをほしいと思っていた私は、Pen and messageである日、自分の目標がエドソンであるということを話しました。その時いらした人々、今でも覚えていますが、このようにアドバイスをくださいました。

「いろいろなペンを買っていって段階的に買っていくよりも、その一本をやっとの思いで一気に買ったときの感動は何より嬉しいだろう」

確かに私は、他のどのペンよりもエドソンに惹かれていましたし、今でもエドソンをずっと使っています(当たり前)。その頃、それにふさわしい人間に成長するまで買わないと決めていたエドソンでしたが、それを手にしてそれを持つことで逆に其のペンにふさわしい人間になれればと思ったのです。

エドソンの似合う人間など、そう多くはいないでしょう。それになれるかどうかはわかりませんし、なる頃にエドソンがなくなる可能性もあります。それならば、と私はエドソンを自らを高める意味でのペンとして持ちたいと、そのアドバイスを聞いて思ったのです。

どの人に聞いても、きっとエドソンはふさわしくないと言われることでしょう。それでも、それにふさわしくなるように成長していけるなら、私のこの時の決意は意味があるものだと思います。

ふさわしくないという思いでの諦めは結果として人間の成長を妨げると思います。自分にとって敷居が高いものでも、それをそばに置いておくことはモチベーションを始めとして様々な面で自分を引き上げてくれます。高校時代に一般気象学を手元においていたことが、私の学習のモチベーションの一つでした(だから数学と物理をよくやっていたわけですが)。エドソンは生涯に渡るその役目を果たしてくれるペンなのだろうと、私はこのアドバイスを経て
「ふさわしくなってから買おう」
をやめて
「買ってふさわしくなろう」
という思いになったのです。

2011年5月4日水曜日

Codeforces Beta Round #71 参戦記

遅ればせながら恒例の。

とりあえずAを読む。今回は(div.2)でないのであまり解けないかな?と思いながらでしたが、読んでみると何のことはない、普通に解ける問題でした。10分。

ついでBを読みます。区画ごとに何が埋まっているか、あるいは不毛の土地かというのが決まる。この時、指定される区画は何が埋まっているか?という問題です。問題を読むのに苦労しつつも(英語苦手です)、なんとか読んでやってみる…Memory limit!
上限を読み違えていて、盤面全体をshortで用意してもMemory limitに引っかかることがわかりました。そこでアルゴリズムを変えることに。状態が4つしかないから2bitで1状態を表すビットフィールドを使おうかと思いましたが、面倒そうなので個数の処理に頼ることに。不毛の土地を配列に記録しておき、後は[入力された場所は何番目で、その間の不毛の土地は幾つか数える」方針にしました。それで解き終えて…実は、先の名残でshortを残していたのがあとで発覚するのですが、47分にPretestを通ります。

その後、文字列入力の問題はあまり好きではないので後回しにしてDに。Lights Outの友人のような気がしながら、あーでもないこーでもない…と考えます。これをひたすら考えて45分、ダメそうなのでCに戻ります。

Cを色々組んだのですが、組み終えた後に重大なよみ違いに気づき、もう直す時間もないやと諦めて、2問。実力鑑みるとこんなもんかな?

が、B問題で残していたshortがオーバーフローを起こして(実際はintかunsigned shortにすべきです)、最終テストで発覚。残念でした、また今度…ということで、正解したのはAだけでした。

Scoreは480で、620/1183位でした。


2011年5月3日火曜日

ミュージシャンの中のマイブーム

ここ最近バタバタしており、自分のブログを書くことはおろか、他の人のブログをきちんと見ることすらできない日が続いていました。いつもお楽しみいただいている方々、申し訳ありません。

2011年4月30日土曜日

手紙文学を読むということ

手紙文学というのは幾つかの種類がありますが、最近読んでいるのは極めて一般的な手紙文学です。


2011年4月29日金曜日

ペントレ 後の話

かなり間が空いてしまいました。いろいろとバタバタしていまして、日々の読者の皆様にお詫び申し上げます。

遅ればせながら、本日はペントレの話をいたします。

今年のペントレも、私はcommunicationを目標にして、参加することにしました。特にこれと言って欲しいペンもありませんし、また、実際に行ってみて欲しいペンを見つけることもありませんでした。

朝、恵比寿駅で友人と待ち合わせしていると知り合いの顔が。早速あいさつして、また後からと、友人と合流しました。

いつもの道を通っていつもの会場。もうこれでこの会場に来るのは最後なのかもしれないと思いながら、私はペントレ会場に到着しました。

スタートダッシュをする気はなかったので、行列が入ったのを見届けた後、ゆっくりと受付を済ませて、いつもの顔ぶれにあいさつをしながら、物色しました。
今回の狙い目は布教用のペン。今年も全部で6本を仕入れて、また布教することになりました。

今回仕入れさせていただいた皆様、ありがとうございました。

ペントレの後は、キングダムノートやユーロボックスなどを訪れて、帰宅し、銀座で買ったワッフルをつまみながら後輩たちに布教しました。

2011年4月21日木曜日

Codeforces Beta Round #69(Div.2) 参戦記

久しぶりにきちんと参加した大会になりました。

サーバー落ちのためか、開始時間が15分遅れてのスタート。直前まで知らなくて、00時丁度につなげずに焦りました。

問題を俯瞰すると遅くなることが分かってきたので、とりあえず目の前のAをやりました。簡単に見えるけど、時間制限に引っかからないかな?と思って実装。単純には、入力されるa,b(a<b)に対し、aとbが連続素数になっているかどうかを判定せよ、という問題です。解き終えるのに10分。後から考えるともう少し早い実装があったのが悔しい限りですが、特殊化なのでやらなくてもよかったかもしれません。

ついでB。ざっと読んで、なんとなく「時刻が入力されるとき、時針・分針が12:00から何度回ったか出力すればいいのかな?」と思い、それを作って提出。…一発でacceptedでした。正直怖かったです。ここまでで合計17分。快調です。

Cは面倒そうなのでD。これも意外に解けるように感じた問題でした。入力される範囲に対して、特定の二次方程式が解を持つ範囲の割合を求める問題です。数学が苦手な人には難しい問題なのかもしれませんが、p-q平面を考えれば後は高等学校レベルの解析幾何・一次関数の問題でした。とはいえ、単純ではないかもしれません。これを解いて合計34分。残りは面倒そうなものばかりが残ってしまいました。

Cの方が簡単そうだったのでCの実装を試みますが、なかなかうまくいかない。うまく言った頃には残り5分でした。全探索でも意外と回数は少ないのですが、どこかで計算を間違えたのか、はたまた読み違えたか、acceptedがでません。そのまま時間終了。

最終結果はDがとある初歩的ミスにより失敗だったので
1412点、253位
でした。

問題はこちら

2011年4月20日水曜日

ペントレ予定!

0がつく日ですが、本日はペントレの予定を。

ペントレは初日、4/23のみ参加の予定です!

出没時刻は
10:00〜12:00
15:30〜17:00
の予定です。

お会いできる方、おあいしましょう。

2011年4月17日日曜日

競技プログラミングは腕の向上に良い

最近、競技プログラミングの練習用としての効能が見直されつつあるようにあります。

2011年4月16日土曜日

後7日

ペントレまで後7日となりました。

2011年4月15日金曜日

私とエドソン 出会い

私が万年筆を初めて使い出したのは2005年末。その時に入門編としてのパイロットペン習字ペンを経て、私は加藤製作所の550を買うのですが、そこに至るまでの話をかきたいと思います。それは、エドソンと出会うまでの最も大切なプロセスだからです。

2011年4月14日木曜日

Codeforces Beta Round #67(Div.2) 中途半端参戦記

開始前から疲れているような気がしたので、やる気がなくなった段階でやめようとCodeforces #67に中途半端に参加しました。問題はこちら

ざっと見て、問題Aは簡単そうなので解き始める。要するに0を抜けばいい、ということで文字列操作と数字への変換を使って18分、完了。

その後、Bは面倒臭そうなので飛ばして、Cへ。これもそれほど苦労しないだろう、とEuclidの互除法と線形探索で解く。

その後、Bを解いて提出する直前、Cがハックされる。時間制限をオーバーしているということだったので、枝狩りをして再提出。

Bを提出したけれどもミス、問題にソート等の条件があることを確認して、疲れてきたのでここでGive up!(その後、Cが再度ハックされましたが、作り直そうとは思いませんでした)。

今回は途中退室ですので、事実上Aだけしか解けませんでした。疲れているときは素直にねるに限りますね。


2011年4月13日水曜日

「時代」を。

中島みゆきの代表曲はやはり時代ではないでしょうか。地上の星、悪女、空と君の間になども有名かもしれませんが、時代の方がより有名なのではないかと思います。

2011年4月12日火曜日

「無駄に明るいことがわかる」節電

この大震災の後、首都圏の停電で「普段が無駄に明るいことがわかった」という言明を耳にします。

2011年4月11日月曜日

Codeforces Beta Round #66 参戦記

今回はいまいちでした。Problem Dを解こうとして奮闘し、問題文を読み違えているのかうまくいかず…の繰り返しでした。特に書く事もない大会です。

問題はこちら


2011年4月10日日曜日

古本勧め

新しく入ってきた後輩も、そろそろ教科書を揃えるという時期になったので、何冊かの古本を紹介しました。教科書はほとんど古本で揃えたようです。もちろん、節約になったわけで、その浮いたお金で自転車を買うということでした。自転車の有無で行動範囲がだいぶ変わる地域に住んでいますので、当人にとってもよかったのではないかと思います。

2011年4月9日土曜日

これはマズイ:「科学パズル第2集」P98

いつもどおり古本屋で本を探していたときに、光文社文庫の「科学パズル」の第2集を見つけました。第1集は読んだことがあったので、楽しめるかと思って(100円でしたし)購入しました。それで読んでいったときに、ずいぶん恥ずかしい誤りがあったので、ここでは(一般的な誤りの訂正の意も込めて)、その説明をしてみようと思います。珍しく物理(気象学)の話です。

2011年4月8日金曜日

震災の被害の半分は心だ

数日ブログをおやすみさせていただきました。風邪を引いていたもので…。

タイトルは最近読んだ「ミスター味っ子II」から。あまりにもぴったりの言葉なので引用しました。

2011年4月5日火曜日

私とエドソン きっかけ

前々から、エドソンについて書いてみてはどうかと言われていました。万年筆研究会WAGNERの中でも、私はエドソンを使っているというイメージがあるようで、そのイメージのペンについて書くのはどうか、ということです。エドソン自体もややマニアックなペンであるので、そのあたりまで含めて、エドソンの隆盛のために、特集してみては、という声に押されて、新年度を迎えたというのを節目にして、エドソンに関する話をかかせてもらおうかと思いました。

しばらく、このブログで、エドソンノ話をしようと思っています。今回はその前ふりだけですが、よろしくお願いいたします。

2011年4月4日月曜日

同世代とのgeneration gap

私が私である限り、このタイトルにあるものから逃れることはできないのではないかと思います。

generation gapは世代の違う人に対して使うべき言葉ですから、同世代の人に使うのは全くもっておかしい話です。でも、私には、同世代どころか同い年であってもgeneration gapを感じる日が少なからずあります。

2011年4月3日日曜日

寂しい時の「歌姫」

中島みゆき「歌姫」が一番響き渡るのは、少し弱音を吐きたいような寂しさに囚われた時です。それは、私が異端であると痛感させられるときでもあります。

2011年4月2日土曜日

今こそわかる、あのときの「嬉しかった」

数年前、プログラミングの大会に参加して楽しんでいて、優勝した人の感想を聞いた時の一言目が
「嬉しかった」
でした。

2011年4月1日金曜日

新年度を迎えて

新年度を迎えました。

物語はドラマチックな方がいいという人もいると思うのですが、私が好きなのは、淡々とした物語です。最近読んだ「つむじ風食堂の夜」や「図書館の神様」は、本当に淡々としていて、山というような感じもなく、静かに始まり,静かに進み,静かに幕をおろします。その中にこそ、日常があるのではないかと思います。

新年度が始まりましたが、私はドラマチックな日々を期待していません。
淡々と、淡々と
ただ、自分の中のいい人と談笑をして
ただ、自分の好きな人の幸せを喜び
ただ、自分の好きな趣味を深める
そんな日々を過ごしたいと思っています。

弱くて、寂しがりやで、恨み屋の卑屈な人間でも、淡々とした日々を送る権利はあるのではないかと、そう思います。どうか、淡々と、日々を過ごさせてください。平和に、乱れずに・・・。

2011年3月31日木曜日

Codeforces Beta Round #65(Div.2) 参戦記

恒例になってきた感のある参戦記です。

まず問題をざっと読み、Aは面倒臭そうなので一旦飛ばしました。Bに行き、Bの問題を読み終えて、少々あやふやながらも組んで、提出しました。あやふやですが、現在の進行状況をバーで表したとき,どうなりますか,というような問題。ここまで10分少々。

続いてCの問題に行き、これを読んで、解けそうだったので解いていきます。初めは少々面倒な操作をしていたのですが、馬鹿な操作をなくし、枝刈りを施して、3度の誤提出の後に無事Pretestを通過。ここまでで約40分かかっています。C問題は円上に等間隔に取られた点に対し、「使っていい点」と「使ってはいけない点」を入力させ、この内「使っていい点」だけを用いて三角形以上の正多角形が作れるかどうか判定せよ、という問題でした。単純に効率よく判定していけば、さして難しい問題ではありませんでした。

D,Eをざっと読み、Dの方がEより難しそうだと思いつつも、どちらも実装が面倒そうだったのでAの実装に取り掛かります。strlen関数を使えばさして難しくない問題だったので、少々デバッグをして完了。苦労なく仕上がりました。これで50分強。後1時間10分。

この後、D,Eを見比べて
D:なんとなくアルゴリズムは見えているような気がする。
E:アルゴリズムは明確だけど、調べなければならず、実装している暇がないように思える。
という結論に至り、Dを解くことにしました。ここまでで1時間10分が経過していました。

約20分間、Dを書きますが、20分かけて書いたのがようやく初期化・入力処理だけでした。この後15分ぐらいアルゴリズムを正確に実装する方法を考えたのですが、確信が持てず、ソースをロックしてハックに移行。Cのハックを始めたのですが、特に見つからないまま終了。

問題はこちら
結果、Bは誤りだったようで、A,CがAcceptedであり、205/1103位でした。上位20%層に入っていますから、まだまだ捨てたものではないのかもしれません。もっと精進していきたいものですね。
以下、いつもどおり、答案を載せておきます。Bは誤っているそうですが、まだ検討していません。誤りを出す入力を見つけたら教えていただければ幸いです。


Topcoder SRM501 参戦記

3月30日はTopcoderSRMとCodeforcesの両方が開催される、忙しい一日でした。日が変わる頃に始まったCodeforcesを戦った後、20時からTopcoderのSRMに参加するというバタバタです。

最低限のレベルの確保という観点では、C++よりもJAVAの方が出来がいいので、JAVAで参加することにしました。初参加で、勝手がわからないままでしたので、問題をまず全部開いてしまうという失態を(^^;;。問題を開かない方が点数が高くなるのです。

ひとまず、250の問題に解答を与えます。内容としては
「引数として与えられる整数列に対し、次の1項を付け加える。付け加えられた整数列が等差数列または等比数列になるような「次の1項」は何通りあるか返却するメソッドを作成せよ。但し、無数にある場合は-1を返せ」
というものです。
配列等が使えれば苦もなく解ける問題なので、丁寧に処理を書いてaccepted。これで約30分が経過していました。問題を全部読むなどしなければもっと早かったのかもしれません。

次いで、500の問題を読みます。初めの一読ではよく意味がわからなかったのですが、再読してみるとそれほど難しい問題ではありませんでした。簡単には
「0に対して、AをnA回足し、BをnB回かけるとする。この順序を任意にとることができるとき、その最大値を返却するメソッドを作成せよ。A,Bは負の数もありうる」
というものでした。
A>0,B>=1ならば単純にAばかり全部足してからBを書ければよいのですが、それ以外の場合は少々処理に困ります。「初めが0」というのが味噌で、余分なBをここで使うことで、値を調整することができます。具体的には
・Bが0以上1未満の時は、A>0なら最初に、A<0なら和をとってからかける。
・Bが-1以上0未満の時は、A>0なら最初に、A<0なら和をとった後1回だけかける。←ここの実装を誤って、下の場合に含めてしまっていました。
・Bが-1未満の時には、A>0なら最初に、A<0なら和をとった後奇数の最大回数かける。
という形になりました。
これをJAVAで記し、残り時間はもう少し。

だったのですが、1000の問題を解けるほどの時間はなさそうだったので、そこで終了。チャレンジフェイズも特にみつけられずでした。もっと早く読む力が必要なのかもしれません。

結果、Division2において324/1003(とはいえ,半分以上は提出すら出来ていないようでした)、スコアは149.89(提出分のMAX:388.78)でした。不慣れなのもありますが、上のミスは大きいですね。
いつもどおり、答案を載せておきます。

2011年3月30日水曜日

徒然草を読む

書籍は様々ありますが、古典を読むというのは高校生以来しない,という人もいるのではないでしょうか。

古典の現代語訳はできなくても、古典を読むことには多くの楽しみがあると思っています。ちくま学芸文庫から昨年出た「徒然草」は文庫ながら1500円という高めの本ですが、原文・現代語訳・注・評がついており、知識がなくても読み楽しむことができます。500ページ弱で、そのうえ古典であるので、読み慣れておらず、結構長い間楽しむことができそうです。

2011年3月29日火曜日

笛吹けども踊らず

ことわざは
昔から好きで
今も見たり
つかったりするけど
とみに意識するのは
笛吹けども踊らず
だったり

初めて読んだとき
意味がわからなかった
15年前の記憶

今はその意味が
痛いほどわかる
身を刺すようにわかる
胸にしみわたってわかる
涙こぼしそうなほどわかる

笛は踊るものじゃない
ただ聴くだけのものだ
そういう人もいるかもしれない
笛吹きの私は
一本の笛を
今日もまた吹き続ける
ただ聴かれるだけで
それは聞いてないのと
傍目には変わらない現状で

笛を吹いて笛を吹いて
私は道化師になっていく
私は顔をなくしていく
私は存在を崩していく
もう誰も私を見ていない

やがて疎まれて
笛の折られるときがくる
笛吹きの唯一の
たった一つの
存在証明たる笛が
折られてしまう時がくる

笛は今日も
かそけき音を立てる
誰に聞かせる強さでは吹けず
もう消えていくだけの笛が
私の胸に残る

笛吹きの私が
白鳥の歌を吹くとき
いったい幾人に
その歌は聴こえるだろうか
冷たいような美しさの
笛の音は
白鳥の歌を運ぶのだろうか

2011年3月28日月曜日

Codeforces Beta Round #64 参戦記

今度は#64、Div.1のハイレベルな人も参加するコンテストに参加してきました。

Aから順に問題を読んでいきますが、なかなか理解がはかどりません。一通り読み終えた段階で30分、何とかなりそうか?と思ってCをやりますが、全くにっちもさっちも行きません。仕方がないので、Dにくら替えして、この段階で残り1時間5分。

Dは、非常に数学的な問題で、ものすごく単純には「入力される点が入力される凸多角形の内部に入っているかどうか判定」する問題でした。ただ、入っているかどうかの判定方法は思い当たらなかったので、自分で20分強試行錯誤して導き出しました。

導いたのは「判定点から多角形の各頂点へのベクトルを求め、これが連続180度未満に分布していれば判定点は外側にある」というもの。その方針で書いていって、30分ほどで、何とか書き上げました。

そして提出すると…なんと、pretest5で引っかかったという報告が!慌てて直しますが、時間切れで、結局一問も解けませんでした。話にならないもんだなぁ…。

あとで結果を見ると、この問題の正解者は8/897。挑もうとしたのが無謀だったのかもしれません。

問題はこちら
当該問題のソースは、続きに載せておきます。


2011年3月27日日曜日

汎用プログラミングシートの作成

プログラミングをするとき、何らかの問題があるわけですが、これをすぐさま解けることはまずありません。プログラミングではコンピュータは必須ですが、紙とペンもそれと同じぐらい大切です。私は、アルゴリズムを考えるのに複数枚の紙を使いますが(これは簡単な問題であっても、何種類か検討するからです)、初心者の場合、そこまで複雑なアルゴリズムを考える必要はないし、複数検討するのも大変ですので、1〜2枚あれば十分です。

ところが、その1〜2枚でも、初心者の人はなかなか使えないし、また、何をかけばいいのかわからないことが多いです。それで、以前からトップダウンタスク分析法(これはダイテル本による)を用いて指導していたのですが、それをシートに書き直したのが、次の内容です。


2011年3月26日土曜日

過剰に行動しなくていい

http://ameblo.jp/satoshitaka/entry-10834940369.html
にも書かれていることですが。

今回の原発を始めとした放射能関連の報道では、過剰報道が成されているように思えますし、また逆に、受け手も過剰に反応していると思います。

一つに、政府の意見・対応を不安に思う人がいるという点についてですが、少なくとも基準値についてはそこまで心配しなくていいのではないでしょうか。ある災害が起こったときに、その方面に明るい人間は状況が分かります。状況がわかるから、そう慌てることはありません。そのような明るい人の中には政府やマスコミに通じている人もいるでしょうから、おかしいならまず警告などが入るはずです。政府の言うことを初めから疑ってかかる必要はなく、「概ね正しいと考えられるが、言われるよりも少々気をつけたほうがいいかもしれない」ぐらいで構えたほうが、混乱が発生しない様に感じます。

他に、慌てることによる判断ミスなどもあります。それなりの知識を得れば問題がないということや、常識的判断からして関係ないような物を、重大視してしまう例です。「フランスで放射線が観測されたらしいから東京も危険だ」のような意見を言っていた人がいた様ですが、ちょっと落ち着いてください、フランスまで放射性物質が飛散していると仮定すれば、近畿などひとたまりもないはずです。拡散方程式の詳細な解を知らなくても、物体がある点から広がっていくなら大体距離が近いところから広まっていくことは常識的に知っていると思います。それを慌ててしまうから間違えるし、あわてるからかえって混乱する。まずは落ち着いて判断せねばならないと思います。

マスコミも無駄にあおっているように思いますが、それに惑わされることなく、判断を少しおいてからと思います。信頼できる情報筋の確認も大切で、例えば
放射線医学総合研究所:http://www.nirs.go.jp/index.shtml
などを参照すると良いでしょう。一通り読むだけでも、信頼できる根拠がなければ困る場所が出していますから、安心できるのではないでしょうか。

少し厳しいことを言わせてもらうなら、マスコミは理系的観点について驚くほど無知です。ニュースであろうが科学番組であろうが、Kと℃を混同したり、時間あたりの量に/hをつけなかったりと、ごくごく常識的なレベルでミスをしています。そんなマスコミがうだうだ言うことよりも、信頼できる筋の情報を、折角ネットが使えるのなら、自分で確かめて判断する方が、よほど安心できるのではないでしょうか。今回の一連のことを経験して思ったことです。

2011年3月25日金曜日

体育の先生が使うバインダー

体育の先生が出欠をとるときなんかに使うとされる、クリップ付きのバインダー。意外かもしれませんが、私の部屋では大活躍しています。

もう使わないけれども余ったノート(B5)を裁断して、B5よりも少し細いレポート形式の紙にして吊るしています。これを一枚取り、右側にあるバインダーに挟んでペンを採れば、たちまち計算用紙が出来上がります。私の場合、裁断した元のノートはライフのコンフォートですので、紙質もよく、表裏両方使える、非常に上質な計算用紙です。プログラムを一本書くときには、とりあえずバインダーとペンとこの紙を使えば、ストレスなく、うちながらも考えられるという寸法です。

パソコンはどうしても場所をとるのですが、パソコンだけでは考えにくいというときは少なくありません。そんな時に、やはり右側にあるバインダーを手にとって、それに紙を挟み…とやれば、手軽に考えられますし、机のパソコンも動かさなくてすみます。プログラミングを始めとして、計算しなおす必要が出た時など便利です。

バインダーは100円均一でも売っています。もしよろしければ、試してみては如何でしょうか。

2011年3月24日木曜日

Codeforces Beta Round #63 (div.2) 参戦記

CodeforcesのRound #63に参戦してきました。

まずざっと問題を読むのですが、英語なので理解が進まない。ProblemAからやろうと思って、すぐに読んでしまい、あまり簡単だったので他の問題を読む前にさっと完成。ここまで7分弱。

あとはB,C,D,Eと問題を読んだのですが、ぱっと読んでもよくわからない…。そうこうしているうちに30分少々経過し、何とかBの題意をつかんだので、丁寧に組み上げる。組み終わって1時間弱。

C,D,Eのうち、一番意味がわかりそうだったのがEだったので、Eの意味を丁寧に理解。理解するのに20分かかりましたが、何とか理解して作成、1時間40分頃完成しました。

ここでA,Bをロックしてハックに移ろうと思ったのですが、私のEがハックされたという知らせ。見てみると「時間かかりすぎ」のハック結果が・・・。まぁ、効率が悪い組み方に鳴っているからですね。とはいっても、残りの20分で組み直せるような気もしなかったので、ひとまず放っておき、ハックに向かいました。

C++の人が多いのですが、まだまだC++は読めず、結局ハックはone missのみで終わりました。

次回のRound#64は3/27AM1:00〜。楽しくやってみようかと思います。
問題はこちらです。
また、私の解答例ソース(C)を載せておきます。恥ずかしいですが…。


2011年3月23日水曜日

誰も書かなかった中島みゆき論ベスト200を聞いてみよう その15

今回は121位〜130位のうちから3曲チョイスしました。

「もっと読む」機能を使うことにしました

いくつかのブログで使われている「もっと読む」「続きを読む」、機能。ここまでに書いてきたやつに一一作業をする気はおきませんが、3/23以降のブログではつかってみようと思います。

よろしくお願いいたします。


2011年3月22日火曜日

絶対安全な原子力発電所はありえない

福島原発の事故を受けて、いくつかのブログで「想定外という声に憤りを感じた」とありました。

福島原発の事故の初期段階で、アメリカのニュースでは「日本は原発を受けた唯一の国だ。その日本が安全な原発を作れないなら、どこの国が安全な原発を作れようか」と書かれていたらしいです。

どんなに頑張っても、絶対に安全というものは作ることができません。99.999999%安全でも、100%安全とはいい切れません。それは、どれほどのものを作ろうとも、想定外のことは何が起こるかわからないし、全て想定したとしても、その時完全に安全なシステムというのは実現できないからです。

どんなシステムを作ったところで、そこには必ず弱点があります。だから、私は「絶対に安全な、何が何でも安全な原発を作ることは不可能である」と思うのです。

想定外に対して批判する人は「過去に全世界で起こった記録のある全ての災害を想定すべきだった」という意見なのだと思います。多分、その想定であっても、絶対に安全な原発は作れない。

生きている我々が次の一瞬に死なない保証がないのと同様、動いている原発が次の一瞬に危険にならない保証もありません。我々ができることは、原発が次の一瞬に安全である確率を、出来る限り100%に近づけることだけです。

アメリカの反語的な問いには、こう答えたいと思います。日本人だろうが何人だろうが、どれだけ頑張ったとしても、我々は決して絶対に安全な原発を作ることはできないのだ。

2011年3月21日月曜日

平常ペースで再開

ひとまず落ち着いたので、3月22日より、平常運転で再開したいと思います。ただ、今月初めにアナウンスしたシリーズは打ち切りといたします。

2011年3月16日水曜日

一時休止

ブログの方ですが、先日の震災等もあり、精神的な意味でまともにかけそうにない状況です。

しばらくの間、シリーズは休止し、毎日更新も一旦停止いたします。

達哉んはまだ無事です。

ともかく、よろしくお願いいたします。

2011年3月14日月曜日

創業への万年筆〜シリーズ・新ステージへの万年筆〜

万年筆という世界を創業し、WATERMANを創業した人、ルイス・エドソン・ウォーターマン。その人にちなんだ万年筆以上に、創業にふさわしい万年筆がありましょうか。私には思いつきません。


(写真は生活舎(http://www.a-pen.com/w-edson.html)より引用いたしました。)


私はこのペンを普段使いにしています。私がどのようにつかっているかはまたの機会ですが、ほぼあらゆる局面で万能の書き味、美しいフォルムは、創業にこれ以上ない万年筆であると思っています。
----------------------------
次回は3月15日、転勤への万年筆(1)というタイトルでお送りします。


----------------------------
第1回:卒業への万年筆(1) シェーファー レガシーヘリテージ

第2回:卒業への万年筆(2) パーカー ソネット

第3回:卒業への万年筆(3) パイロット カスタムヘリテイジ

2011年3月13日日曜日

こんなときこそ「時代」

16年前の震災の時に5歳だった少年は、今21歳となり、この地震を体験しました。

震災の後、ラジオでリクエストが多かった曲は時代だといいます。それはきっと、復興への願いがあるからだったのではないでしょうか。

災害には心が痛みます。自然災害はどうしたってあるのだから、減災に努めるのですが、それだってまだまだ完全になくすには至りません。

そんな中で、地震だからと絶望しないようにいられればと思います。無残な光景が広がる中にも、多くの人がいます。その人々が絶望せずに、一瞬を生きていけるように祈っています。

そして、その力として、「時代」をおくりたいと思います。

2011年3月12日土曜日

新生活はUbuntu Linuxで! ~第4回・Ubuntuのインストール(専用PC編)~

Ubuntuを専用PCにインストールする場合の手順はとても簡単であり、私がいちいち書く必要もなさそうなので、こちらを参照ください。

今回、Ubuntu専用機を作る上で必要そうな環境を紹介しておくこととします。

まず、メモリは256MB程度欲しいところです。CPUも1GHzぐらいは必要かと。
HDは30GBもあればデータ領域含めて足りると思いますが、ヘビーユーザーの場合はもっと必要かと思います。

わかりにくいという場合Windows XPが入っていたパソコンを専用機にできるというのが妥当かと思います。
------------------
次回は3/17、副題「Ubuntuのインストール(Dual Boot編)」といたしまして、UbuntuのDual Boot環境を作る方法を簡単に紹介します。

コンクリートの公園

散歩していて
ベンチを見つけて
休憩がてらと
歩み寄った

そこには
公園と書いてあった
コンクリートの地面で
遊具もなく
鬼ごっこできる広さもない

看板が立っていた
ボール遊びはしないようにと
小さな子供の遊び場だからと
その看板は
公園を公園たらしめようと
唯一抵抗しているものだった

周りの小さな芝生には
柵がぐるりと張り巡らされ
入らぬようにと書いてある

私は立ち去った
人のいないその公園から
遊び場と書かれた
舗装された公園から

私は舗装された道を
赴くままに歩いた
聞こえないわらべうたを
子供たちの元気な声を
心だけでききながら

2011年3月11日金曜日

人生で二度目の震度6以上の地震

タイトルのものが本日15時前後にありました。

達哉ん及びその周囲の人は無事です。
特に物的損害もありませんでした。

被害の大きい地域が心配です。

卒業への万年筆(3)〜シリーズ・新ステージへの万年筆〜

卒業では、遺産を相続する、と前々回書きました。別の言い方をすると、伝統を相続する、習慣を相続する、とも言えるのではないかと思います。自分が卒業する場所で学んできた、良き伝統の心を、良き習慣をずっと受け継いでいくというのが、卒業する際に学んできたことの表れではないかと思います。

伝統、形なきものをこそ。このタイトルがついた文を読んだのは、7年も前のことです。その大筋は今でも覚えています。伝統は技術の継承(だけ)ではなく、心がけを始めとした、心のレベルでの継承なのである、ということでした。形だけの伝統行事ではなく、心ある伝統をすることが出来ればよい、と書かれたその先生の言葉は、今でも自分の生活の中で、時折響いてきます。

そんな、伝統の継承を英訳すると、次の万年筆に行き着きます。
(こちらの写真はpen and message(https://www.p-n-m.net/contents/products/FP0224.html)より転載させていただきました。)


カスタムヘリテイジ91です。


カスタムシリーズはパイロットの主力シリーズであり、日本の文字を書くには非常に良い万年筆の一つです。私もこのシリーズの万年筆を愛用しています。日本のcustomである「日本の文字を書く」ということを継承するこの万年筆は、自らの中に流れる習慣を継承していく象徴的なものとして、同時に、書き味の良い実用的な万年筆として、その人を支えていくのではないかと思うのです。


----------------------------
次回は3月14日、創業への万年筆というタイトルでお送りします。


----------------------------
第1回:卒業への万年筆(1) シェーファー レガシーヘリテージ

第2回:卒業への万年筆(2) パーカー ソネット

心のガン

様々なストーリーに不治の病として出てくるガン。場合によっては、ホスピスなどの難しい選択も迫られるでしょうし、安楽死・尊厳死といった話にもなるでしょう。ガンにかかった部位が現代では救えない状態となるから、生きるに耐えない状態となるから、命尽きてしまう。

ガンに限らず、人は体の部位のどこかが生きるに耐えない状態となってしまえば、亡くなってしまいます。医療は、それら「生きるに耐えない状態」をできうる限りの方法で生きるに耐える状態に戻すものだと思います。

私は、心にもそんな状態があっておかしくないと思っています。鬱病を心の風邪や心の骨折と呼ぶ人もいて、それのさらにさらに発展したものに、心のガンとでも呼ぶべきものがあるのではないかと思います。

死は体の機能の問題であり、心の機能の問題ではないから、心がたとえ複雑骨折して生きられない状態となっていても、体は動かせるかもしれません。傍目には普通に生きているように見えるし、安楽死・尊厳死なんて言葉も出てくるはずがない。

心に重い病気を抱えた人が、自殺する。精神科云々の診断はわからないけれど、当人の心の病気は、当人の心を、もう生きられないと、安楽死したいと思わせるまでに蝕んでいたといえるのではないでしょうか。

自殺は悪いことかと問われたとき、私は一概にはそういえないと思います。心のガンがあまりにも進行していたら、これ以上の苦しみを体験しなくてもいいのではないかと考えます。歓迎すべきことではありませんし、周囲も、社会制度レベルでも、心の病を治療できるのが一番です。けれども、それらが及ばなかった結果としての自殺なら、私は、安楽死と同じ意味を持つのではないかと思っています。いや、もしかすると、安楽死ではなく、体のガンが命を奪うように、心のガンが命を奪ったと言ってもいいのかもしれません。

自殺は悪いことだという意見もあります。心のガンにかかったときでも自殺は悪いと言えるのでしょうか。心のガンの悪化による死が自殺なのではないか、それなら、体のガンによる死と同様、悪いとばかりは言っていられないのではないか。

心のガンが末期に至ると、そこからの治療は大変だと思います。早期発見と、そこからの治癒が大切だと思います。そんなメンタルヘルスを、軽視する人もいるけれども、私は・・・軽視すべきではないと思います。

2011年3月10日木曜日

理系大学生になる人へ ~数学ガールを読んでみよう~

シリーズ4巻の数学ガールは、その第1巻が2008年だったか、数学セミナーで話題になった名著です。

以下、達哉ん(T)と友人(A)の会話から…
A:達哉ん、その本面白い?
T:そうやね、バーゼル問題とかマクローリン展開とかが入門的に書かれとるよ。母関数とかも分かりやすいし。
A:母関数?聞いたことないなぁ。
T:あれ、数理統計学の授業で「積率母関数」って出んかった?
A:同じ物?
T:せやで、積率を数列と考えたら、数列の母関数・・・生成関数とも言うねんけど、積率母関数は同じものと言えるで。
A:でも、積率以外の母関数なんか何に使うん?
T:例えばベッセル関数の母関数なんて便利やん?


と、なかなか面倒な母関数まで書かれた1巻、整数論中心の2巻、論理学の学習にもなる3巻、基本的なアルゴリズムについて入門された4巻、いずれもサラリと読める好著です。

「遺されしパスワード」はどうなるのか

自分が急死したらどうなるか、という想像を少なからずしてしまいます。未来の想像より、よほどやりやすい想像です。死にたいと思っているわけでなくても、ついつい、自分が今死んだらどうなるか、を考えます。次の一瞬に生きていることは100%ではなく、確率の極めて高い偶然に過ぎないからです。私たちは生物ですから、次の瞬間どうなっているかはわからないのです。

その想像の際によく引っかかるのは、電子機器のパスワードです。私のパソコンは当然パスワード保護されていて、メールもパスワード保護されています。また、携帯電話もそうです。しかし、本人以外はそれらのパスワード保護を破らなければ解約できない様なものがあったとき、果たして遺族はどうするのだろうか、と思います。

例えば毎月課金されるサービス。パソコンメールで登録している場合は、そのメールアカウントにアクセスする必要があります。しかし、そのメールアカウントを削除したり、アクセスしたりするのにはパスワードが必要です。どうしたものでしょう。
このブログ。私は生存証明として書いていますから、更新がずっとなければ死んでいると分かります(と言っても、ここを見てくれている同年代の友人は少ないようですが)。ですが、このブログはずっと残るのでしょうか。消えることはないのでしょうか。管理する人がいないまま放置されるのでしょうか。

死んだ場合は、葬式などがあるでしょう。その連絡はどうしましょうか。私の場合、紙の住所録と携帯の電話帳の二つを合算すればほとんどの交友関係は見つけられますが、パスワードがわからなければ後者は見られない。後者だけというのは同年代の友人が多いですから、同年代の友人の多くは葬式があることすらわからない。私が死んだことは、葬式などが一通り終わったあとで、例えばこのブログを見ている人ならブログでわかるでしょうが、そうでない人は、もはや見も知らぬひとりが死んだ能と同じく、死んだことすらわからずに、私という存在の記憶を消していくのでしょう。

様々な電子機器が用いられる現代、急死した時の各種パスワードは、どうするのでしょうか。もはや操作されることない各種機器、ハッキングしようにも単純ではないのでは。

そんな時にどうするのか、自分の想像から、いつも気になっているところです。

2011年3月9日水曜日

新生活はUbuntu Linuxで! ~第3回・OSを変える/追加するとは~

OSというのは基本ソフトウェアと呼ばれるソフトウェアで、単純にいえばパソコンのシステム部分を司るソフト群です。


一般に最も使われるOSとしてWindowsがあり、Mac,Linux,BSD,Tron,Soralisなどもありますが、これらを使うためには、大きく分けて次の3種類の方法があります。


1.余っているパソコンなどを専用機として使う
2.マルチブートにより一つのパソコンの起動時にOSを選ぶようにする
3.現在使用しているOSに仮想マシンとして追加する


OSを変えるというのは1に、追加するというのは2,3に当てはまります。


1はパソコンが必要ですが、専用機になるので使い分けは便利だと思います。ただし、資源は結構なものが必要です。切替器などがあったほうが便利かもしれません。


2は一つのパソコンを使い回せますが、切り替えのためには一々再起動する必要があります。一度に使わなくていいならば楽ですが、一度に使う場合はおすすめできません。


3は一度に使える上にパソコンも一台で足りますが、大きくメモリを食います。どんなに悪くとも2GBはないと苦しいのではないでしょうか。CPUもそれなりに早くないとストレスばかりがたまります。


下のほうがお試し向けですので、Ubuntuがどんな感じかを2,3の方法で試してみるのもいいかもしれません。
------------------
次回は3/12、副題「Ubuntuのインストール(専用PC編)」といたしまして、Ubuntu専用機を作る方法を紹介します。

遠くの親戚より近くの他人、私には嘘だ

遠くの親戚より近くの他人、ということわざがありますが、私には正直、しっくりこないものです。

私にとっての他人というのは年齢的にも、あるいは物理的な距離的にも、遠い方の人が、よほど頼りになります。近い人ほど、自分のことをうとみ、鬱陶しいと感じ、あるいは老けていると感じ、避けられているように思います。うるさ型の人間、親にまで「おっさん」と言われるような人間、産まれた1989年よりも前の曲が好きな人間で、同年代の人から共感をえられることは少ないのです。このブログを始め、色々と書いている文章も「年齢層が高めで、同年代の人に向けているとは思えない」と言われます。

その事が結局乖離を生み出していて、私には、周囲の、同年代の他人より、年齢も住んでいる場所も全く違う、遠い他人の方がずっと救いになります。うるさ型だから近くにいるほど避けたくなるのでしょう、遠くにいる友人の方が、同年代であっても、ずっと頼りやすい。私がベッドの中で何らかの急死を遂げたとしても、近くの友人に気づいてもらえるとは思えません。

遠くの親戚は、遠くの他人に比べてactionを起こしやすいですから、その点で、遠くの他人よりは遠くの親戚の方が頼れると思います。そうすると、近くの他人より遠くの他人、遠くの他人より遠くの親戚となり、縮めて「近くの他人より遠くの親戚」となります。

私の考えはがんこで硬くて、古いのかもしれません。そして、それがあるから、年齢的・距離的に遠いほうがよほど頼りになる。私の中で「遠くの親戚より近くの他人」は、賛同しかねるものとなっています。

もし私が、「近頃の若者は…」と言われるような、"典型的若者"だったなら、近くの他人の方がよかったのかもしれないと思います。

2011年3月8日火曜日

ないことの平和

それは違うと言われるでしょうが、「戦争のない世界に!」という意見の一つの答えは「戦争の原因となっている人間がいなくなればよい」ということです。ある問題をなくすためには、その問題を含むより広範な原因を排除してしまえば、もろともなくなってしまいます。

借金の問題をなくすためには、そもそも金がなければいい。
捕鯨の問題をなくすためには、そもそも鯨がいなければいい。
飲酒の問題をなくすためには、そもそも酒がなければいい。

いずれも極論であり、賛同されることはさぞ少ないのでしょうが、それら現状で直面している問題がなくなるということだけは間違いありません。別の問題が出るかもしれないことはさておき、ひとまず「やらなければ」平和です。それによってえられる平和が、本当に価値ある平和かどうかはわかりませんが。

いくつかのチームで、企画を立てることがあります。これはチームの他の人のためというよりも、楽しむためという方が大きいのですが、それを見ていて、最近、私ばかりがそれをやっているということに気づきました。そして、その協力もあまりなく、問題やいさかいも起こっている現状に。

それら企画の原動力になっているのは私です。なら、私がやらなければ、私がそういうチームの人と仲良くしようと思わなければ、そういうチームの人など無視できるというぐらいに孤独に生きられれば、もっと言えば、私という存在そのものがなければ、そのチームの人は平和だったのではないだろうかと思います。企画も何もない、親交もない平和を手に出来ていたのではないかと。いや、そもそもそのチームを作ろうといったのも私ですから、私がいなかったとしたら、あるいは私がそういうチームを作ろうという気さえ起こさなければ、そもそも無関心だから、何も起こらなかったのではないでしょうか。

それは、友人関係にも言えることです。自分から誘わなければ、殆ど誘いのこない自分だから、それだったらいっそ自分が誘わなければ、その友人は私など忘れて、ずっと平和に居られるのではないかと思うのです。私が孤独でいられれば、いや、私が非存在であれば、多くの人はもっと平和だったのではないかと。

こんなことかいたって、私のブログに来てくれている人の多くは万年筆の世界の人たちだから、それ以外の友人で気づく人は少数だろう、と思います。それなら私は何か行動をすべきなのかもしれませんが、それも結局向こうには迷惑なのではないかと。

友人に言わせれば「誰もお前の文章なんて読まない」ということなのかもしれません。それだったら、私、文章書いたって意味がない。昔、メールマガジンをやっていましたが、読んでくれている人なんてほとんどいなかった。ただ鬱陶しいと言われただけだった。それなら、私が友人になにか話しかけようという気さえなければ、孤独でさえあれば、非存在でさえあれば、平和になるのではないかと思うのです。

私が話しかけることによる迷惑は、私が話そうという気を起こさなければいい。
そもそも私がいなければいい。それは最大の平和だから。

そこに待つ平和が、友人にとって「ないことの平和」なのか、本当の意味の平穏なのか、私にはわかりません。でも、後者の平穏の人ばかりというならば、私が存在して、私が友人に話しかけていることに、何の意味がありましょうか。