2011年5月18日水曜日

未成年飲酒、なぜしたいのか?

未成年飲酒問題は私にとって永遠のテーマなのかもしれません。
見聞しなくとも、日常的にその問題を考えます。数学好きが日々の生活で数学の問題を考えるのと同じです。
先日も、「私は未成年飲酒・ルールを守らない飲酒で苦しめられた」という内容の話をしていました。その中で、ふと思ったのは「なぜそこまでして未成年飲酒をしたいのか?」ということです。ここでは「飲まされる」という類の問題ではなく、「なぜ、わざわざ法に触れてまで未成年飲酒をしたいのか」ということを考えてみました。

・カッコいいから
あり得そうな考えですが、理解しかねます。ルールを破る行為が本当にカッコいいと思うなら、もっと派手にした方が良いです。酒がカッコいい、と、貴方は泥酔するおっさんどもを見て思うのですか?とも聞きたいですね。冷静な判断力を失っているのかもしれません。

・好奇心
幼い子供じゃないんだから、自制すべきでしょう。同じことを麻薬にすると極端に人数減ると思いますが。酒にも麻薬に似た症状があります。ただ合法ドラッグだと言うだけで好奇心が抑えられないというのは、私が言うのもどうかと思いますが、自己管理能力に著しく欠けているのではないでしょうか。まぁ、麻薬と違って適量ならば自覚症状がないというのも一助かもしれませんね。

・美味しいから
美味しいということを知るには一度飲んでいるはずですが、美味しそうというのもここに含め、一度目、一度目以外を一緒にして扱います。美味しいから違法に飲むというのは、欲しいから万引きする・窃盗するというのと同レベルだと思いますが、当人の中では違うレベルなのでしょうか。また、酒以外にも美味しいものは多くあると思いますが、酒でなければならない理由はなんなのでしょうか。

・酔いたいから
酔いたいという気持ち、私にはわかりませんが多大な幸福感を味わえると書いている本を見たことがあります。幸福を味わうためにわざわざ法を犯してまで飲むというのは、さぞ薄幸なのでしょうね。そんなことにしか幸福を見いだせないというのは気の毒です。

・雰囲気
祝杯等にはやはり酒だから、でしょうか。私は「新入生歓迎会で目出度い為、多くの人が法を犯して酒を飲みました」というのはずいぶんケチが付いていると思うのですが、どうでしょうか?節度というのがあると思うのですが、酒がなければ祝えないのでしょうか?

・コミュニケーション
数挙げてきましたが、私が一番嫌いなのがこの意見です。飲まないと仲間外れ、とか、飲まないとコミュニケーションがとれない、とか、情けないですね。小・中学校できっとひとりぼっちだったんだろうなと思います。もちろん普段もまともに会話ができないのでしょう。・・・本当に、酒がないとコミュニケーションがとれないのでしょうか。もし本当にそんな状況なら、社会生活できないと思うのですが。

私が一番死にたかったとき、酒を飲めば楽だったのではないかと幾度も幾度も思いました。それでも私は、たとえ自殺したいと日々のように思っても未成年飲酒をしませんでした。その一方で嬉々として飲む人がいて大変不思議に思ったのです。そして、上で考えても、多くの人が未成年飲酒をする理由はわかりませんでした。
酒に魅力があるのは確かです。が、私にはどうしても、法を破るほどの魅力があるとは思えません。むしろ、窃盗や万引きのほうが遙かに魅力的です。

たぶん私には一生かけても「どうして法を破ってまで未成年飲酒したいのか」ということは理解できないでしょう。そして私は、まだまだこのテーマについて意見を述べていくと思います。その中で私に反感を持つ人は多くいるだろうし、それは致し方ないと思ってもいます。意見を言う限り、反論はつきものだから、私には敵味方が生まれてしかるべきです。

一方で、未成年飲酒を自らしている人々が決して理解できないであろう「未成年飲酒で傷つく人の心」のことがわかります。そのことが、私の感情を豊かにしてくれていると思います。

7 件のコメント:

Volcanologue さんのコメント...

じゃあ例によってantithesisを.私も高校時代から飲んでいた口ですが.その頃は普遍的じゃないものに,全く価値を認めなかった: 数学で言うなら平行線は交わってもいいじゃないか,などと言い,刑法,民法なんて適当に都合のいいように成文化しただけじゃないのかと.それで都合が悪くなったから成年擬制なんて,またパッチワーク状に規制の撤廃をし…… 人の心が判るとはいかなる状態か……,なんて事を考えると,「法に盲従してどうするんだ」「人が傷つくのはその人の問題」なんて考えていました.
さて,貴君が今回あげてくれた項目に答えようとすれば,
「カッコいいから」バーで適量飲む酒は格好良く映るでしょう.映画なんかでもそんなシーンはいくらでもあるはずです.
「好奇心」これがなければ世の中の9割方の研究はなくなってしまいます.飲酒を試みることは潜在的な探求者ではないでしょうか.麻薬でも同様で体をはって試している連中もいますし.
「おいしいから」これは違うレベルで,自明な被害者が存在するかという問題になると思います.
「酔いたいから」これは弁護しづらい.というのもアルコール依存症への第一歩だし,私はそう思って飲んでいない.
長々,書きすぎました.失礼.

達哉ん さんのコメント...

>Volcanologue 様
ありがとうございます。
私の場合、法律を破ってまでの好奇心はないですし、その他の項目も同様で、認識の違いなのかなと思います。私という人間は未成年飲酒する人と生涯相容れないのだろうと思いつつ、この文章を書きました。

大阪のオバチャン さんのコメント...

おはようございます。
ここに書かれた本人(物心ついた若者を想定していらっしゃると思いますが)の問題以上に
それくらいいいじゃん、と勧めてしまう大人が問題ですよね。

子供つながりの集まりなんかでもそういう連中が居て驚きます。
うちの子供、0歳でデビューしたよ、なんて平気で、むしろ自慢げに言ってのける方。
件の方は我が長女(二歳)にも勧めてきたのでそそくさとその場から逃げ出しましたが・・・

未成年飲酒問題は相当に根深いように思います。

大阪のオバチャン さんのコメント...

こんにちは。
上記コメント、主題とずれてしまって失礼しました。
なので、あらためます。

私には未成年飲酒を自慢げに(少なくとも私にはそう聞こえてしまう)語る人間はともかく
したい、という積極性が特段無いように見える人間の存在が不気味です。
一番困るのは特に考えも無く飲む人間だと思います。
案外多いと感じますがどうでしょうか。

達哉ん さんのコメント...

>大阪のオバチャン 様
コメントありがとうございます。
実際「それくらい・・・」という大人も問題だと思います。私が大阪のオバチャン様と同じ状況に居合わせたとしても、逃げ出したと思います。
また、おっしゃるとおり「主体性がなく」「なんとなく」飲んでみたい人が多いのも事実だと思います。主体的に動くのは大切だと思うのですが、主体性がなく、意見を持たないかのようにホイホイなびく人もいます。未成年飲酒自体が問題ですが、それ以上に、主体性がなく決めてしまう風潮が問題であると思います。

おじさん さんのコメント...

未成年飲酒でも、成年飲酒でも迷惑な場所で迷惑な泥酔や、嘔吐や、居座りをしないなら、事故を起こさないなら、あとは自由だろうと思う。

未成年飲酒問題が永遠のテーマではなくて、「お酒に厳しいようで甘い社会」が永遠のテーマでしょう。

酒の席、酔った上で・・・という言葉が意味してるのは、無責任を許しますという暗黙の了解です。しかも公の場で。

酩酊を公の場所で許しますっていう国は以外に少ないんですが。

達哉ん さんのコメント...

>おじさん 様
初コメント、ありがとうございます。
迷惑な飲み方はもちろん問題で、そんなもの論外だと思っています。

永遠のテーマと書いたのは、社会的なものではなく、私にとってのものです。私は、おじさん様が言うように「未成年飲酒でも成年飲酒でも迷惑でなければ自由」という意見には賛同しかねます。ここを賛同しかねるか、それとも自由と思うかというところが、私が生涯かけて考えるテーマなのだと思って書いたものです。