2010年8月14日土曜日

中島みゆきライブ2010に申し込んだ

最近になって聞き出している中島みゆきさん。ここ3~4年のまだファンと言えるような人間でもないですが、その歌が好きだということで、人生で初めて、ライブチケットの抽選(購入のためには抽選で当たる必要があるのです)に申し込みました。当たればいいなと思いながら・・・。

私はそれらしき歌手のライブにはいったことがありません。実際に何かを見る、という場合は合唱や吹奏楽、あるいは能・狂言、演劇などで、歌手のライブに行くのは初めてです。中島みゆきさんのライブは歌が好きになった頃から興味を持っていましたが、「夜会」のチケットはカスタム74より高く、手が出ませんでした。

今回の中島みゆきライブは私でも出せないことのない価格のチケットで、自分の行ける場所で開催されるということで、たまらず申し込んでしまいました。時折検索していた「中島みゆき ライブ」で、うまくその抽選期間に検索をかけたのも何かの縁なのかもしれません。

当たればいいなと思いながら、人生最初の歌手のライブを、まだ行けるかどうかすらわからないのに楽しみにしている自分がいます。そして、この年齢では近くに話せる人のいないその歌を、ひとりながら存分に楽しんでこようと思っています。その頃には季節も変わり、第1希望で当たっていれば年暮れる頃、第2・3希望ならば晩秋、もう冬がそこまでやってきているという時期ですが、今年一年の嬉しい思い出の一つになりそうな気がします。

2010年8月13日金曜日

加藤製作所に関する情報を求む!

加藤製作所が他の町工場同様に時代の遺物として名前すら忘れられてしまうのは、今後の万年筆学の発展にとって、非常によろしくないことであると言うふうに考えていましたが、それを伝承する方法として、先日のブックマークの整理の時に、何か書いて資料にすればいいのでは、と思いました。

fuenteやWagnerなどで、よろしければ加藤氏に関する話を、私に教えていただければありがたいです。本当はメールなどで教えてもらいたいところですが、現状一日200通の迷惑メールという私の後悔アドレスでは、どれが情報かの判別だけで一苦労なので、とりあえずそれはやめておきます。

もう少し要項をまとめて、帰省の折、Wagner神戸大会やpen and messageなどでこの話をして、少しづつまとめていければと思います。

2010年8月12日木曜日

ブックマーク全体整理

先日のブックマークバーの整理に引き続いて、ブックマーク全体を整理しました。前のパソコンのインポートからあわせて4年!ブラウザが変わったりしても全然整理していなかったつけでしょうか、数時間を要しました。

その中で、片付けの時にはお決まりのパターンですが、昔見ていたサイトをじっくりと眺めて、というのがよくあります。中には驚きのものもありました。
例えば、キテレツ大百科ひゃっかをよく見せていただいた、あるばたいんさんが亡くなられていたということ。昨年の8月末のことで、随分ご無沙汰していたなと。
他にも、3年前に読んでいた物語の続きが随分進んでいたということ。すっかり読まなくなっていたなと思いました。

整理して、いらないページは消して、と着々と整理していましたが、それでも整理しきって327個のサイトがあります。最近はネットサーフィンをほとんどしていない様な感がありますが、それはちょっと前に趣味関連のものは全部見てしまったからなのかもしれません。

今回のブックマークの時に一番気になったのは加藤製作所関連ページのこと。pen-lifeを除くほぼ全てのページをブックマークから消しました。この加藤製作所関連ページ、いつかは消えて行くのかと思うと寂しい気がします。町工場時代の万年筆会社は殆ど消えてしまって、もう今もないけれども、何とかして、加藤製作所のことを語り継いでいかなければならないと思います。そんな内容を万年筆ファンの一員として、何かに編みたいなとも思いました。

長年放置していた場所の整理は色々と思うところがありますが、このブックマークの整理は、まさしくそれでした。

2010年8月11日水曜日

悪い点の指摘を受け入れること

人間誰しも悪いところを指摘されることがあります。そのとき、その悪いことを認めるか認めないかで、その後の態度は大きく変わってくるのだと思います。

私は悪い点を指摘されることも多く、その悪い点については、言い訳をしながらも受け入れるようにと心がけています。自分が悪いと言われたときに、それは間違いないといえないようでは問題だと思うからです。指摘されることを受け入れるがゆえに悩んでしまうことも数多くありますが、それでも、おしゃべりだの白黒はっきりさせないといけないタイプだの突っ走るタイプだの色々言われていることは、どれも間違いないことだと思います。それをなおそうとして、そこに注意していろいろするのですが、三つ子の魂百までで、結局のところ、似たような場所を指摘されてしまいます。

ですが逆に、これらの悪い点の指摘を全く受け入れなかったとしたらどうでしょうか。その時は、もともと少ない信頼が、皆無になっていたに違いありません。私も悪い点を指摘することがありますが、それを受け入れずに反論だけしかしない人は信用する気になりません。言い訳をしてもひとまず自分の悪い点を受け入れようと、そう思うのです。

言い訳せずにすんなりと悪い点を受け入れるのは相当難しいと思います。だからこそ言い訳というのがあるのですが、自分が悪いとはっきり認められるときには言い訳をしながらも認めなければならない、と思います。逆に濡れ衣等を着せられた場合は、毅然として反論すべきだと思いますし、濡れ衣ぐらいで切れる絆ならば切ってしまえばいいと思います。

悪い点はとりあえず認めようと、言い訳してもいいから、ひとまず自分の悪いところを受け入れてみよう、とそう、自戒の念も込めて書いておきます。それが理由で眠れない夜を過ごしているのもまた「悪いところ」なのかもしれません。

2010年8月10日火曜日

万年筆とPC その不思議な関係

万年筆とパソコンは対比されることが多いもので、実際、私が幾度か寄稿した中にもその対比はあります。万年筆はアナログの代表として、パソコンはデジタルの代表として、非常に対比的に扱いやすいためです。しかしながら、私の見る限り、パソコンも万年筆も凝る人、というのは少なくありません。

万年筆にこるのもパソコンにこるのも、つまるところ道具に凝るということで、人によってはパソコンもひとつの文房具と考えていることもあるので、決しておかしなことではないと思います。ですが、世間一般に言われるアナログとデジタルの対比は少なくとも人間に置いては成立していません。

そもそも、アナログ、デジタルとはなんでしょうか。アナログ放送・デジタル放送ではなく、我々が一般に使うアナログ・デジタルです。私は、アナログを連続的、デジタルを離散的と捉えていますが(どちらも数学的)、であれば万年筆をアナログ、パソコンをデジタルとする理由はどこにも見当たりません。アナログとデジタルって何か、うまく説明できる人は少ないのではないかと思います。

万年筆とPCはよく対比されますが、私は対比するものではなく、共存するものだと思います。万年筆をプライベートに、あるいは手描きで描くべき公文書に、PCを実務的文書に使えば、間違いなく共存します。私自身、万年筆で書く事もパソコンで書く事も多くあり、どちらに傾倒しているとは言いがたい状況です。どちらの知識が多いか、なども結論は「分からない」です。

この、万年筆とPCというのは、実に不思議な関係ですが、デジタルとアナログがはっきりしない現状では、そもそも対比させるのが間違いなのかもしれません。デュポンのオランピオはデジタルとアナログの融合で達哉んにぴったりだ、と評した人がいますが、じゃあその融合の元ってなんだ?と思います。

デジタルとアナログ、それがはっきりしていないから対比の軸として不思議な感のする万年筆とPC。私は、どちらにもそれなりに長じていると評されるから、オランピオを勧められるのかもしれませんが、それこそ1と0で決められない部分があるのだと思います。何でも白黒つける、ビット列のような人間と言われる私がこんなことを言うと、似合わないのかもしれませんが・・・。

2010年8月9日月曜日

柔らかいペン先

pen and message店主、吉宗氏が先日、柔らかいペン先に関する持論を書いていらしたので、私も書こうかと思います。
氏によれば、「万年筆のペン先は、柔らかければ良いというものでもありません。」、「万年筆の書き味を硬い、柔らかいで、表現することも共通の言語として確かにありますが、書きやすさの表現はそれ以外にもあるのかもしれません。」「結局は、先入観に囚われることなく試し書きをして、自分の好みを見つけるということでしょうか。」ということで、いずれも賛成です。


私はエドソンが主力ペンで、言うまでもなくガチガチに硬いペンです。エドソンを柔らかいと表現した人は私の知る限りはいません。ということで、硬いのが好きなのかと聞かれるはずで、私はまさにそのとおり、硬いのが好きです。でも、私はものすごく柔らかいペンもまともに使えるほど筆圧が低いです。2009年のペントレだったか、つきみそう氏とル・ボナー店主が「ふしだらな」と表現していたふにゃふにゃペン先。ほんの少しの筆圧で曲がってしまうようなペンでしたが、問題なく筆記できました。この前、友人からスワンのレバレスという、とてもペン先の柔らかいペンを借りましたが、こちらも筆記するうえで実用に困ることはありませんでした。


ですが、レバレスを借りたときに友人に言ったのは「このペンは良いペンで楽しいが、実用に向いたペンではない」ということです。柔らかいペン先に総じて言えることだと思いますが、ふにゃふにゃで筆のような感覚を楽しむのもそれはそれで味なのですが、実用的なペンとしては、速記にも向かないし、かくときに注意を払う必要があるしで、あまり向いているとは思いません。私のようにガシガシ速く書く人間にとっては、絶対に硬いほうがいいと思います。まして、鉛筆教育などで筆圧が強い現代人ですから、柔らかいペン先は実用性がないと思います。


柔らかいペン先は本当に楽しむためだけのペン先である、と私は思っています。吉宗氏は柔らかいペン先を初心者に進めていませんが、そのとおりで、柔らかいペンというのは、万年筆趣味の人がそれをただ楽しむための目的で使うほうが向いているのだと思います。以前のfuenteオフ会で、万年筆について深い知識を持つ方々が、柔らかいペン先のペンは筆圧の高い人に使わせなければしならないから意味が無い、と言っていましたが、しならせる書き方では実用性が高いとは言えないと思っています。しなるところに楽しみがあることは否定しえない事実ですが、しなるように書くのではもはや筆書きで、現在(万年筆書きもそうですが)万年筆よりも実用性が低いと思われる筆書きであれば、使いにくくても仕方が無いと思います。


布教の人間としては、やはり万年筆はそれなりに硬いものがいいと思います。そういう意味で、最近のペンは布教に使いやすい。逆にヴィンテージの柔らかいペンは、もっともっと、万年筆を多く楽しむために使うものだと思います。

2010年8月8日日曜日

ブックマックバー整理(というか追加)

毎日見たいブログは決して少なくないのですが、パソコンの容量がいっぱいだし普段メモリもガンガン食ってるしメールは迷惑メールが来るからあんまり増やしたくないし、という状況がつづいていました。ちょっと時間があったので、現在のGoogle Chromeでなんとかならないかと試行錯誤したところ、とにかく表示名を短くすることでなんとかおさめました。これで、Chromeを開いて右クリック→すべて開く、で全部のBlogが見られる、というからくりです。新しいソフトを導入しても良かったのですが、常々メモリ使用率が高い水準を保っている私のコンピュータでは下手に起動ソフト数を増やしたくないと思ったので…。

整理して、「毎日見たいページ」をなんとか絞り込んで全部追加してからふと気づいたのが、chromeは各タブが別のプロセスを有するということです。せっかくメモリ水準を抑えたのに、と思いますが、起動ソフト数は以前と同じなので、ソフト追加をしなくていいから許してもらおう!ということにしました。

今回並べてみて思うのが、略称の短さです。例えば、「万年筆評価の部屋」ですが、「評価」と略されています。"pen and message"はp&mとメールでいつも略記している書き方に。副題は徹底的に省き、万年筆とか文房具という単語も全て省いて、一部はHNで略記したので、上に並んでいるブックマックバーはもはや暗号と化しています。「写る」と言う名前から、誰が「ペン先に写る毎日~ステーショナリー生活~」を思い浮かべるでしょうか。自分自身の中ではその単語と、ブックマークであるということからuniqueに特定できますが、他の人にとってはuniqueではないというのが面白いところです。