2010年12月25日土曜日

国語便覧を買いました

書店に行ってふと見たら国語便覧が売ってありました。自分が使っていたボロボロの国語便覧の倍ぐらいの分厚さでフルカラー800円。国語の基礎的な知識や多くの文学が載っていて、800円でこれでもかというほどの実用性と楽しさを内包しています。

中高生向けの資料集や図表、便覧には驚くほどの内容で安いものが多いのです。授業などで使うものを高くすると困る人が出るからなのかもしれませんが、そのおこぼれで、便覧などを大きな書店で購入して楽しむことができます。内容に対してずいぶんと安い物が多く、もちろん教養としても妥当な内容です。国語の便覧に関して言うならば、後ろの方にちょっとした熟語一覧などもあって、軽い辞書のように使うこともできます。100円均一でポケット辞典を何種類か買い集めたほうが情報量は豊富なのでしょうが、ポケット辞典にはない文学案内が楽しめる、というのが国語便覧の最大の特徴だと思います。

教養として日本語を学ぶのであれば、もっと別の本がいいのかもしれませんが、普段何かの折に手にしたりできる資料集として、そもそも読んで面白い一冊の書籍として、「お買い得」な国語便覧はいい買い物であったと思います。

前使っていたボロボロの国語便覧は、水に濡れて紙は曲がっているし、表紙は取れているしでもうダメ・・・という状態でしたので、捨てることにし、今回購入した新しい国語便覧を活用していきたいと思います。

2010年12月24日金曜日

ビュッフェ その効率的なスタイル

今週はブログ休みを2回してしまいました、申し訳ないです。

私は食べ放題の店、とりわけビュッフェスタイルの店が好きで、平時でも探す他、この帰省でも数回友人と合うそのほとんどはビュッフェスタイルです。年齢的なものもあるのでしょうが、ビュッフェスタイルの提供方法は効率的であると考えています。ただ、食べ過ぎたり、あるいは廃棄などの問題もあるでしょうが、それをうまくクリアできるならば、普通に注文してだしてくれる店に勝るところありと考えています。

食べ放題に比べて、ビュッフェスタイルは「好きなものを好きなだけ」取ることが出きる、つまり複数人で行ったときに何種類もの単品を頼んでそれをみんなで分けて食べる、ということを一人でもできるのが強みだと思っています。逆に言えば、大人数で行く時にはビュッフェスタイルにする必要はなく、単に食べ放題であれば良いということも言えます。オーダービュッフェと言われる、いわゆる「注文式の食べ放題」は一品あたりの量が決められないのにたいし、ビュッフェスタイルは「ほんの一口」ができる、というのが素晴らしいと感じるのです。

店側にしてみても、単品を4つ出して、4人が食べるというのは変わりません。ただ、4人がそれを共同で食べるか、それとも一人ひとり違うものを食べるか、というだけの違いです。それを考えれば、ビュッフェスタイルというのは、多くの人が多くの品を共同で食べることにより、店側は一通りの品を出すだけ、客側はいろいろな味が楽しめる、ということになり、好みという観点から本当に効率的であると感じます。

もちろん、出したものが残るなどの問題もあると思います。しかし、最もシンプルに考えたとき、いくつもの「単品」をいろいろな人で共有でき、店側の出すもの・量も単品で出す場合とそう変わらないビュッフェスタイルは、効率的な手段の一つであると感じる次第です。

2010年12月22日水曜日

ようやくパソコンの引越しが終わった!

新しいパソコンを買って1週間がたち、ようやくパソコンの引越しが完了しました。パソコン引越しソフトを買わず、LANケーブルもけちったのでUSBでの大移動でしたが、なんとかかんとか、使えるパソコン環境を構築することができました。この場合の使える、というのは、言うまでもなく「自分が使うのにストレスなく、過不足なく使える」ということです。

新しいパソコンではUbuntu10.10とWindows7をDual bootにしましたが、この時にWubiを使ったため、Ubuntuは30GBしか確保していません。しかし、Ubuntu側から様々にショートカットを貼るなどして、基本的にはWindowsのディスクからほとんどのファイルを読み出すようにしたので、難敵pTeXLiveを入れても問題なく動いています。pTeXLiveとDropbox(2つのアカウントで利用)がUbuntu側で大きなものですが、幸い、これらを合わせても30GBには遠く満たないので、無事に動いています。

Microsoft Dreamsparkを用いて、Windows側にも優秀なプログラミング環境を用意していますが、Linuxは天下のGnome Compiler Collectionがありますから、どちらかというとLinuxの方が便利です。普段使いの用途や、自分の発言「Windows7よりUbuntu10.10の方が使いやすい」から察するに、このパソコンはUbuntuで使うときの方がWindowsより長そうです。実際、今このブログもUbuntuから打っています。

Microsoftの製品は値段が高いので、基本的に敬遠してしまうのですが、あちらはあちらで便利な面もあるので、Windowsと併用して、Linuxを使っていければと思います。互いに足りないところを補うように使えればいいのですが、私がよく使う機能はLinuxに固まっているので、Windowsにお世話になる機会は少ないかな・・・。

2010年12月20日月曜日

誰も書かなかった中島みゆき論ベスト200を聞いてみよう 番外編1

12まで来たこのシリーズですが、どうやら年内に終わるのは無理そうです。まぁ、いつ終わると決めたわけでもないのでいいかな、と。

ここで、少し番外編を入れてみます。上記の「誰も書かなかった中島みゆき論」ベスト200は心守歌のアルバムまでしかカバーしていないので、その後に出たオリジナルアルバムからお気に入りを紹介したいと思います。

・銀の龍の背に乗って:みゆきさんいわく「知られている曲も良し悪しよね、間違っちゃったらすぐ分かるけど、はじめにイントロですぐ分かってもらえる・・・。」との歌。私自身はずいぶん長く聞いている歌の一つです。「やわらかな皮膚しかないわけは人が人の痛みを聞くためだ」の歌詞が一番心を打ちます。離島医療をテーマにしたドラマの主題歌ですが、相応しい歌詞であると感じました。

・無限・軌道:無限大にあるということをテーマにした曲。数学的にも難しいとされる無限大ですが、数学的な意味以外でも無限大はいろいろな意味を持つということを見せてくれます。次の「メビウス」もこれと同じことをいっているように感じますが、こちらのほうがより具体的です。

・メビウスの帯はねじれる:位相数学等で有名なメビウスの帯。トポロジーという分野のひとつだったと思いますが、詳細は知りません。その、メビウスの帯をたどっていったときに無限に現れるねじれを表しているように感じます。日常という、一見捻れた無限を表していると思ったのは私だけでしょうか?

この、番外編を全部で5回やろうと思っています。
次回は「ララバイSINGER」、その後は「I Love You答えてくれ」「DRAMA!」「真夜中の動物園&シングル」各1回の予定です。

2010年12月19日日曜日

中島みゆきtour2010に思う

先日、中島みゆきtour2010にいってきました。感想を書こうと思ったのですが、上手に書かないとネタバレになってしまうので、ならないように気をつけて書こうと思います。

一番に感じたのは、愛をはじめとした、人間性のごく根本的なことを扱った曲も好きだけれども一番すきなのは街中の、あるいは日常のごくありふれた事物を扱った歌が一番好きだ、ということです。

それは、私の好きな曲にも現れています。特にすきなのが、帰省・ファイト・蕎麦屋・ホームにて・タクシードライバーあたりですが、どれも日常の風景を切り取ったように感じます。ごく身近な曲に深いと思わせる歌詞が入っているのが好きです。

私は、オールナイトニッポンが終わってからのファンなので、みゆきさんのMCを直接聞くのは今回が初めてでしたが、大変に面白いMCでした。最後の曲で目頭が熱くなり、身震いしたのは言うまでもありません。

3時間弱でしたが、最高の時間をすごすことができてよかったと思っています。