書評：言いまつがいシリーズ

今回はこちらの本

から始まるシリーズ「言いまつがい」です。

現在新潮文庫で「言いまつがい」「銀の言いまつがい」「金の言いまつがい」の3作が出ていますが、内容は似たりよったりです。何らかの言いまつがい(言い間違いです)を掲載しており、それを笑い飛ばそうというものです。といっても、あざ笑うというのではなく、その間違い自体の面白さを笑うという方が適切です。

以前、「タモリのジャポニカロゴス」という番組でこの言いまつがいとコラボした企画をやっていました。実際に演技してこの言いまつがいをやっているのですが、大変面白く、塾から帰った後に大笑いしてみていた記憶があります。

生活の中の笑い、嫌味やケレン味のない笑いというのは、多くの人の心に清涼剤となります。その一例となる本であると思います。ツッコミや訂正もあるでしょうが、笑い飛ばして一服するのに向いている本ではないかと思います。