2011年3月7日月曜日

新生活はUbuntu Linuxで!〜第2回・UbuntuでできないWindows〜

前回はコチラ

今回はWindowsの必要性について、Windows推薦の立場から書いていきたいと思います。

世の中のデファクトスタンダードがWindowsなのは誰がなんと言おうと間違いありません。この状態ですから、「多数に属していたほうが聞きやすい、自分で情報を集める手間がない」というのであればWindowsの方が楽でしょう。入門書の数も多くありますから、情報を集めるのは非常に手軽ですし、世のソフト・ハードの多くはWindows標準対応です。初心者にすごく優しい仕様で、さすが万単位のお金をとるだけある、と思います。

この他、ゲームができる点も捨て難いですし、ゲーム以外にも動くソフトが多数あるのはWindowsの利点です。Windowsでしか動かせず、Wine等を利用して使うのは怖いというようなソフトがある場合は、Windowsにすれば良いと思います。

また、互換性などで、他の人がWindows専用のファイルを出してくる可能性があります。C#のプログラムやマクロの含まれるOfficeファイルを使う場合は、世の人の多くに従い、Windowsを使わないと困ったことになります。

私がWindowsを推挙するのは、大きく言って、次の3点に尽きます。
1.初心者にやさしい設計で、パソコンに関してお金はいくらかかってもいいから苦労はしたくないという場合
2.ゲーム等、Windowsでしか動かないソフトを使う場合
3.世の人の多くがWindowsを使っているから、そうでないと困るという場合

私個人の場合、Windows7を入れていますが、1,3の理由には全く当てはまりません。C#どころかC++やJAVAのプログラムだって持ってくる人はいませんし(JAVAは少しぐらいいるか)、マクロ付きOfficeファイルなど、自分が仕事でつかって他の人に送ることこそあれど、他の人からいただくことはまずありません。ゲームを少々するためだけにWin7を入れていて、正直もったいないところです。

しかし、C#で普段プログラムを組んでいる人もいるでしょうから、そういう人にはWindowsが必要です。

正直なことを言うと、Windowsは肥大し、プログラミングやシステムいじりをしない人には親しみやすい一方で、システムいじりをする人には面倒なシステムになっていると思います。Windowsの目指す方向を考えればそうなっていて然るべきですが、1万円以上のお金をかけてそこまで欲しいか、というのが正直なところです。
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次回は3/9、副題「OSを変える/追加するとは」といたしまして、OSの基本的な部分について説明します。

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