2011年2月16日水曜日

そこで診断書が必要か?

体質的にお酒が飲めないという後輩と話していたときに、彼は飲めないからとあまり飲み会等に参加しないのですが、たまたま参加した飲み会についての話がありました。

彼は、「きちんと考えてくれる先輩方だったから、飲むこともなく終わった。ただ、診断書を持ってくるようにということを言われた。」と言うのです。当人は良かったと思っているようですが、私には1箇所引っかかるところがありました。

診断書を持ってくるように

というところです。

飲み会でお酒を断るのにわざわざ診断書が必要なのか、と思います。体質的に飲めない人がいれば、事情有って禁酒中の人もいるでしょうし、あるいはたまたま体調が優れていなくて飲めないという機会もあると思うのです。その各々で、それを証明するためのものが必要なのでしょうか。体質的に飲めない人がいても別におかしくないですし、病気などで飲めない場合もあるでしょうが、それにいちいち診断書が必要なのかと。

確かに、お酒が飲めないという旨の診断書はそんなに深く考えなくても出してもらえます。私も出してもらっていますが、「昔アルコールパッチテストを受けたら、アルコールに弱い体質であると出たので…」と言えば出してもらえた覚えがあります。私の場合特別ゆるい病院だったのかもしれませんが、自己申告程度で出してもらえるのです(病名は「アルコールアレルギー症」)。でも、飲み会のためにわざわざ病院に言って診断書を書いてもらうのはどうなのでしょうか。他の患者さんが病気などで少しでも早く見てもらいたいと思っているところを、わざわざ飲み会で酒を断るために診断書を書いてもらいに行くというのは間が抜けているように感じます。

自分自身のことではないですから、別に言わなくてもいいのかもしれません。でも、「診断書を持ってくるように」という意見は、お酒を断るのが難しい現状を表していると思うのです。

後輩が「きちんと考えてくれる先輩」と言った方々のことを知っていますので、実際のところは「診断書を持ってくるようにしたほうが、(ここの我々は大丈夫だけれども)断りやすい、必要とする人もいる」というニュアンスだったのだと思います。それでも、たとえその先輩たちが大丈夫であっても、診断書が必要だという人がいるということは変わりません。

診断書なんてなくたって、飲み会でお酒が飲めないならそれは断ったほうが、当人も周りも、あるいは飲まれるお酒も幸せだと思います。そこに診断書を必要とするところに、お酒の抱える問題の一端を見たように思います。

5 件のコメント:

大阪のオバチャン さんのコメント...

ごもっともです。
診断書ですか?大げさな。
そんな雰囲気の宴会なら遠慮したいですね。
宴会ってその場を楽しくするのが目的だと思います。
お酒はあくまでもその一手段で絶対などでは決してないと認識しています。
飲めない、飲みたくない方に強要したり断りにくい雰囲気にするような、
わざわざ「楽しい」とは逆方向に行くことをしてどうするんでしょう。

下戸世界選手権が有れば確実上位に食い込める私ですが宴会が楽しみにしていられるのは職場にも友人にも恵まれているのだと改めて思っています。

達哉ん さんのコメント...

>大阪のオバチャン 様
ありがとうございます。
やはり大げさですよね。それがあるので私、今いるところでの飲み会には参加しないことにしています。Wagnerなり故郷の友人なりの飲み会は嫌と思わない(ですが、機会がない)私が、それを示しています。
私、主義としてお酒を飲まないことにしています。それを認めてくれる人が友人に多くいて、ありがたい限りです。

Volcanologue さんのコメント...

診断書ってなんというか,冗談の領域として笑うか真実にとらえて怒るべき領域か,そのすれすれをいく言葉ですね.私は主義として,「酒は人類の友であり,友人は見捨てられない」と思ってフィールドワークにはいつも持って行きますが,(ただ調査中には飲まない).人に飲めと強要するって,そんな文化は廃れたと思っているのですが,まだあるのですね.高校に入れば酒なんて解禁かと思っている私でさえ,飲まない人間に飲ますというのは禁忌でしたね.

達哉ん さんのコメント...

>Volcanologue 様
ありがとうございます。
個人がお酒を飲む分について、飲み会等をする分について、文句はありません。でも、それで飲まない人にも飲ませたりするのは、嘆かわしいと思うんです。「酒は飲めないと職場でやっていけない」と思っているような人も何人もいて(一番身近には父親だったり)、嘆かわしいと思うのです。
未成年飲酒は私の好き嫌いに近い部分があると思っています。でも、「人に迷惑をかけるような飲み方をしない」ということは、お酒を飲むときの最低限のマナーではないかと思いますし、無理に飲ませるのはそのマナーを破る行為だと。

未成年飲酒について個人が勝手に飲む分については、「私は知ったこっちゃない」と見てみぬふりができるかもしれません。でも、飲ませる人が未成年飲酒についてどうでもいいと思っていると、一番たちの悪いことになります。「自分は未成年だから飲まない」という人も無理に飲ませられるからです(そういう例を知っています)。そんな人がまだ少なからずいることが、嘆かわしいことですね。

RYO さんのコメント...

検索で、こちらの記事を読ませていただきました。
私はアルコールが少しでもそばにあると、悪酔いする体質です。自分ではまったく飲まないのはもちろん、ウェットティッシュでアルコール入りのものを使うと、目や鼻が痛くなります。終電にも、マスクなしでは乗れません。
そしておつきあいでも飲み会などに出ると、一滴も直接には飲まないのに、翌日はずっと寝込んでしまいます。
こんな体質ですが、職場はアルコールに甘く、とくに上司は大酒飲みで、朝、酒くさいまま出社することもしょっちゅうです。なのに、もうすぐ部署内の席替えがあり、私はその上司のすぐそばの席に決められてしまいました。これではにおいにやられて、仕事ができなくなってしまいます。
決めたのは上司ではなく、私と少し折り合いの悪い女性で、この体質のことも、わかっていて決めたようです。
酒飲みの上司にはもう相談済みですが、仕事にやる気がなく、その女性に押し切られる可能性もあるので、せめてもの武器に、診断書を取ろうと思っていたところでした。

こちらの記事は、6年前に書かれたのですね。今になってコメントしても、見ていただけるかわかりませんが、参考になりましたので、ご挨拶とお礼まで。ありがとうございました。