2010年10月1日金曜日

プログラミングの"修行"

どうもここ2年ほどはプログラミングを教えることばかりに凝り固まっていたような気がします。自分自身が新しい言語を学ぶことはほとんどなく、新たなアルゴリズムの勉強も結局は教えることを主眼としていたように思います。大会の問題も含めて、多くのプログラミングの問題を解き、また作りましたが、自分の勉強として十分な進歩が見えるものだったかといえば疑問です。2年間で、ソースあたりに費やす時間は多少短くなりはしましたが・・・。

そこで、少し時間もありそうということで、前々からやると言っておきながらほとんど手をつけていなかったJAVAとC++を並行学習することにし、スケジュールを作成しました。まず、初歩的な書籍で基本を学んだ後、上級の、かなり詳しい書籍で徹底的に学習する、というコースです。ほぼ毎日結構な量を課しているにもかかわらず、年内に全部終わるのは無理そうだという、非常に厳しい展望です。

ですが、それぐらいのことをしないと、C以外の言語についてC並の水準で使うのは無理そう、というのもあります。同じ数値計算プログラムを打っても、FortranとCでは必要とする作成時間に大幅な差が出ます。それが私にとっての「修行」です。

Cは簡単な本を読んだ後、詳しい本を読んで、数年間、色々なところから問題を集めたりアルゴリズムを集めたりして、それを記述することによって伸ばしてきました。ですが、JAVAやC++は、これまでのプログラミング経験の下地がある。オブジェクト指向の基本も学習していますから、その下地は心許ないものではないでしょう。アルゴリズムは知っていますし、問題は集める必要もなく揃っています。ですから、ほとんど文法に集中して学習することができます。Fortranもそうでしたが、文法に集中した学習であればそれほど長時間はかかりません。それを考えた上で、「身につける」レベルまでJAVAとC++をやり込みたい、と思いました。

年内では無理かもしれませんが、年度が終わるまでにJAVAとC++は多くを調べずかけるレベルまで(=基本的なところは教えられるレベルまで)達したいと思います。それができたら、新年度になるでしょうが、C/C++,JAVA,Fortranあたりを使った、4言語での徹底演習で、マルチリンガルプログラマーとしての、言語力をあげると同時に、目標としているGo言語の学習にも注力していきたいと思っています。

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