2011年1月9日日曜日

懐かしい思いと共に

年末年始は帰省する人が多く、私もその例に漏れることなく帰省しておりました。中学校の友人や高校の友人と出会う機会もあり、楽しみにしておりました。

年末には部活の同級生や後輩と、忘年会という名目で楽しく過ごしました。部活の話が多くありましたが、それ以外にもいろいろな方面に話が飛び、後から友人に話すと「いったいどういう話題の飛び方をしているんだ!」と驚かれるほどでした。そんな中で、同級生の言った「達哉んは後輩をかわいいと言うけれど、単にかわいいと感じるだけではなくて、自分がかわいいと思う後輩を集めるような人柄なんだろう」といってくれたのが大変嬉しく、印象深かったです。

年始になり、中学の友人2人と会うことになっていました。中学の3人が集まったのは、もうずいぶん前のことでした。私は他の二人と、少なくとも1年以内には会っていましたが、他の二人同士が会うのはずいぶん久しぶりの様子でした。長い付き合いの友人であり、私が今までの人生の中で最も愚かしいことをしていた時期も知っている友人でしたから、話に花が咲かないわけはなく、10年ほど前の話を長く楽しんでいました。

年始には高校の友人とも会いました。メッセンジャー等を用いて少なからず話しているのですが、実際に会って話すというのはやはり違っていて、いつも故郷の良さを思い知らされます。「束の間人を信じたらもう半年頑張れる」と、中島みゆきの「帰省」のワンフレーズがぴったりです。

その日、分かれるときには、懐かしい思いの中に、一抹の寂しさもありました。今はもうたまにしかあわなくなった友人たちが、たまにでもいいから、これからも会う機会を持てる友人で会うことを願いつつ、友人の背中を見送ったのでした。

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