2010年10月21日木曜日

演習問題の解答

特に洋書あるいはその翻訳版を購入した場合に多いのですが、「学生が解答を見てしまうという誘惑に負けないように」解答を載せない、という本を多く見かけます。単に紙数の都合や著者の手間の都合だと私は思うのですが、あまりにそう書いている本が多いので少し気になりました。

学生の中にも「解答を見てしまう誘惑が・・・」という人がいるのですが、それもなぜいけないのか、と思います。わからない問題、あるいはすぐに手がつきそうな問題について、ひとまず手本を示してもらうのは勉強の一つの手段だと思います。高校から受験数学に向けて、一番勉強になったのは「こうやって解いていく」解答を見せてもらったところでした。宿題やテストなどで「解答が既にある」のは困るのかもしれませんが、そうでなければ解答はあって問題のあることはないと思います。宿題に出す、などの配慮をしている本もありますが、正直、全問題解答なしというのは授業での使用を目的としており、わざわざ書籍にする必要はないのではと思います。私もいくつかのドキュメントを記しましたが、簡易な解答を付したり、授業利用が主となる場合はそれを明記したり、独学中心のものは解答例を示したりしています。

解答を付す事について文句を言ったりする人がいますが、私はそれには賛成しかねます。解答からも学ぶことがあると思います。特に、私がよく説明するプログラミングについては、ひとつの解答例と自分の解答例がどちらも正しく動作するとき、それらを見比べることで多くを得られます。

解答例を避ける傾向にある書籍ですが、解答例はむしろ積極的に付けるべきだ、というのは私だけなのでしょうか。そういうのは全部演習問題書に任せればいいのでしょうか。練習問題の少ない、プログラミング入門の分野を見ていて特にそう思います。

2 件のコメント:

大阪のオバチャン さんのコメント...

こんにちは。
私も解答例は積極的につけて欲しいと思っています。
数学チャート式(懐かしい・・・)でいつも思っていました。
誘惑という考えも一理有りますが、それ以上にいいお手本は価値有る物だと考えます。

思い出したついでに久々に取り出し問題を解いてみたくなりましたが
解けなかった場合確実に悔しい思いをしますね。さてどうしたものか。
達哉んさんの応接間で勉強しなおすのも手ですかね。
先日少し拝見しました。良くまとまっていますね。^^

達哉ん さんのコメント...

>大阪のオバチャンさん
ありがとうございます。

応接間は全くもって「コンテンツなし、更新なし、技術梨」というひどい状況ですが・・・。

解答例を以て手本を真似て勉強するのは、様々な学問で大切だと思うのですが、(すくなくともプログラミングでは必要)、自分でやる、ということを取り違えているのか、あるいは孔子さんの言う「思う」ばかりに偏っているのか…という人もいますね。私もまねをするのはあまり好きではないので、わからなくもないですが、やはり、何か解答例などを持って学ぶのが大切だという気はします。