2010年6月14日月曜日

私を頼る後輩たち

自分の能力に自信がなければ、自分の人格面が優れているような気もしませんが、何故か私のことを頼ってくる後輩がいます。中途半端な正義感と、後は口やかましいだけの自分に何の魅力があるのか、不思議でなりません。

それでも私のことを頼ってくる後輩がいます。頼る場面は様々ですが、悩み事を話してくれたり、「他の人には内緒ですけど」のような話をしてくれたり、あるいは決して能力が高いわけでもないのに様々な質問をしたりと、人格者でなければ頼りたくないような場面です。けれども、自分が人格者であるはずはなく(人格者ならばもっと容易に裁けてあるだろう事は多数あります)、むしろ人格的にはひどく偏った、好き嫌いのはっきり分かれる人間なのに、そのように頼ってくれる後輩たちのことを嬉しく思いながらも不思議に思っています。

頼ってこられるのは嬉しく思い、また親身に話を聞き、できるだけ力になりたいと思いこそすれ、迷惑に感じることはありません。けれども、頼られることがいつもいつも不思議に思えます。それは、後輩に限らず友人でもそうなのですが、特に後輩の場合に強く感じることです。自分の周りにはもっと気さくであろう、もっと親身であろう先輩が他にいるだろうに、わざわざ私を選ぶところに、不思議さを感じます。

それでも頼られることにきちんとした責任を果たして、親身でありたいと思います。そういった絆が自分をすくってくれた経験が少なからずありますから、そういう絆は本当に大事にせねばと思います。

自分の後輩たちが自分を頼る、その理由はまだ見つかりそうにもないけれども、ひとまず頼られるからには、自分の出来る限りはしよう、とそうここ数日思います。

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