巷間には多くの宣伝がありますが、ゆうパックの戦略は良く考えられているというふうに、先日ゆうパックを利用していて思いました。
ゆうパックは集荷無料を謳っています。そして、過去のゆうパックの伝票には無料集荷と書いてもいます。その一方で、持ち込み割引があり、コンビニなり郵便局なりに持ち込めば100円割引、となっています。これは「集荷すること」が標準価格であり、持込みの場合は値下げ、とみなした言い方です。
ですが、逆に、持ち込みの時を標準とみなせば集荷は100円高いのです。とすれば、「集荷は有料で、100円になっている」とも言い換えることができます。見方を変えただけ、状況は何も変わっていません。
そう、これは単なる言い回しの違いなのです。これをうまく言うことで「安い」と思わせる、その絶妙な言い方が宣伝の効果なのだと思います。
最近は「100円かかるけど集荷にきてもらう」か「もっていく」か、という選択になりました。物事の本質を見ることはこんなところでも大切です。
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