少々前からハリナックスが人気です。
これ、針なしで紙を綴じることが出来る、便利な「針なしステープラー」です。
ハリナックスの解説など今更する必要もないだろうと思うので、その説明については文具店に任せておくとしまして、私はこのハリナックスの良いところ・悪いところについて述べたいと思います。
ハリナックスの良いところは、やはり針がないので、消耗品である針の残りに気をつけるなどの必要がないことでしょうか。紙の割にはよく考えられていて、耐久性についても及第点であり、それなりの効果を発揮します。
ですが、問題点もあります。それは、ハリナックスは綴じ枚数が少ないということ。コクヨから10枚とじ2穴式が5000円で出ていますが、マックスのステープラーなら、4200円で70枚綴じがあります。紙を綴じるときの枚数にもよりますが、普段使いが4枚程度ならいいものの、それを超えてくると針ありのステープラーのほうに分があります。
私が普段ホッチキスを使うのは、プログラミング関連の記事をまとめたり、レポートを書いたりするときで、いずれも10枚前後です。こうなると、5000円出してハリナックスを買わなくとも、100円で売っているホッチキスで十分、となってしまいます。
ハリナックスは確かに良いものです。でも、まだまだ発展途上であり、より安く、より多くの枚数を綴じられるように進化して欲しいと思います。
2 件のコメント:
こういうタイプの紙綴じ具は新しいものではなく、結構古くから存在しています。そして、綴じられる枚数を多くすることは、その原理からして難しいでしょう。そう考えたとき、この価格は高いですね。私は、20年以上前、まだ文具王の高畑さんが学生だった頃ですが、すでににこのタイプのものが複数売り出されていて、あれこれ使って諦めたのでした。
>つきみそう さん
ありがとうございます。
私も一応文具歴は10年を超えまして、本年12年目で、似たようなものを見た記憶があります。そして、同じ原理ではとても枚数を増やせないだろう、と思っています。
ハリナックスの類の、「針等を使わずに綴じる」というアイデアはいいと思うのです。そのアイデアに何かのプラスがあって、多くの枚数が綴じられるようになってくれればいいのにな、と思うのです。
でも、ステープラーが生き残るためにも、そんなに頑張られても困るかなぁ・・・。
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