確か数年前に読んだ「さおだけやはなぜ潰れないのか」に書いてあったのだと思いますが、薄っぺらい関係の友人を100人作るより、100人の人脈を持つ人を一人強い友人にするほうがいい、という言葉が頭の中にあります。
私は、人脈を至宝と心得て日々色々な人との「人脈」レベルまでの関係を築こうとしていますが、そのために大切なのは何よりも信頼であるという風に、自分の小さい頃の悪事などから思います。
人脈を築く上で大切なことについて一般論があれば、そりゃあ誰でもが飛びつくでしょうが、少なくとも信頼なくして人脈なしというのは間違いないことでしょう。やはり、友人とは十分な信頼関係を築くべきだと思うのです。頼れるときにはしっかり頼れて、頼られるならどんと来い、という、それぐらいの信頼関係が築けて、初めて人脈として成立する、そして「絆ある友人」と言えるレベルの友人ができるのだと思います。
私に色々と頼ってくる人は多くいます。でも、逆に自分が頼ることができる人、となると限られてしまいます。もし私が、人脈をより多く築こうと思うのであれば、自分に頼ってくる人に対して、頼れるだけの信頼を置くことが必要であると思うのですが、自分の普段の行いが悪いのかあるいは自分の考え方の問題なのか、残念なことに、こちらから頼れると思う人は頼ってくる人の数に比べて随分少ないのが現状です。
自分自身が頼られることは嫌いではありませんし、元々世話好きな性分ですから後輩達が何か質問に来たらきちんとわかるまで責任持って教えようと思っています。しかし、逆に私はどれだけ相手に頼れるのだろう、と思うと、「薄っぺらい関係より人脈」が、自分に起因する因子によって実行されていないのではないか、と思ってしまいます。
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