3月9日は、午前中SIMPLOという若い方の集まる万年筆の会合に出席し、午後はAtCoder社長高橋直大氏の講義に出席するという、二足のわらじを履く日でした。午前中はアナログな万年筆の話で盛り上がり、午後は競技プログラミングの話をするというすごい日でした。その午後編の報告です。
最初に書いておきますが、問題に関する解説は当ブログでは行いません。やる気と時間があれば、Pro-con Blogの方に書くかもしれません(でも、書くかどうかはわかりません)。
当日のスライドは、chokudaiさんのslideshareで公開されていますのでご参考に。
http://www.slideshare.net/chokudai
全体としてなかなか面白い解説でした。また、ところどころに笑いも入っており、非常に良かったと思います。内容としては、主にチータ本の最初の部分と感じました。競技プログラミングでDiv.1になるような人だとおそらく退屈だったのではないでしょうか。ただ、今後難しくなっていくとのことなので、私は(難しくなっていく一連の講義の、その第1回としては)妥当であると感じました。
内容としては、
・アルゴリズムの考え方の解説
・それを利用した問題例の紹介
・実際に演習してみる
という形の、オーソドックスな形式でした。それでも、こういう講義を受ける側にたったのは随分久しぶりでしたので、楽しむことができました。
さて、大変に満足だったのですが、ただ一点、AtCoderをしばらくやっている(私のような)人だと、初見の問題が少なくなってしまうという点だけが気になりました。実際、今回やった問題も大半が過去正解した事のある問題でしたので、(負担が過剰にならない範囲で)オリジナルの問題があればなお良いなぁ、と思いました(この旨、アンケートには書きましたが)。
また、"面倒くさい"と紹介された問題、作問は私です(後、その後の鉛筆リサイクルの問題も)。ここで再びお詫び申し上げておきます。配列などを使って効率的に解くという意図でしたが、あまり伝わらなかった問題でした。
最後に、このような機会を企画され、また実行されている運営の皆様に、厚く御礼申しあげまして、本日の報告替わりといたします。
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