2012年6月3日日曜日

Linux Mint 13におけるpTeXliveのインストール方法(+evinceのゴシック化け対策)

Linux Mint 13のpTeXLiveインストールでやったこと。と言っても、Ubuntu12.04と同じですが。

まず、
sudo apt-get install texlive-full
次いで、
mkdir ~/tex_install
cd ~/tex_install
wget -c ftp://ftp.kddilabs.jp/CTAN/systems/texlive/Images/texlive2011.iso
とやり、isoをDLします。
sudo mkdir /mnt/tex_install
sudo mount -o loop ./texlive2011.iso /mnt/tex_install
cd /mnt/tex_install
sudo ./install-tl
として、この後、オプションを、順に[O]→[L]→[R]→[I]とすればOKです。



このままだとevinceの文字が全てゴシックになってしまいますので、
~/.fonts/
に適当なフォントを入れてやります。もし、このディレクトリがなければ
mkdir ~/.fonts
で作ってあげてください。


入れるフォントですが、私の場合、Windowsのシステムを/windowsにマウントしていますので
cd ~/.fonts
ln -s /windows/Windows/Fonts/* .
として、Windowsのフォントにシンボリックリンクをはりました。


そのあとで、~/.fonts.confを適当なテキストエディタで開き、以下の内容を書きます。



<?xml version="1.0"?>
<!DOCTYPE fontconfig SYSTEM "fonts.dtd">
<fontconfig>
<match target="pattern">
<test qual="any" name="family">
   <string>フォント名</string>
</test>
<edit name="family" mode="prepend" binding="strong">
  <string>フォント名</string>
</edit>
</match>
<match target="pattern">
  <test qual="any" name="family">
      <string>フォント名</string>
  </test>
  <edit name="family" mode="prepend" binding="strong">
     <string>フォント名</string>
  </edit>
 </match>
</fontconfig>



フォント名のところは適切なフォントを入れてください。私の場合は、上から順に
・Ryumin
・MS Mincho
・GothicBBB Medium Identity H
・MS Gothic
としています。


以上でTeXのひと通りのインストールは終わりのはずです。お疲れ様でした。

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