2011年8月31日水曜日

広く習える場所を

※ 25日〜31日は所要により、コメント等が遅くなる場合がございます。予約投稿ですが、ご了承ください。

自学自習の大切さと、人から習うことの大切さは孔子も言及しているところですが、それがやや限られているのではないか、と思う今日この頃です。

現代の日本では多くの書籍が出ており、教養レベルから専門的なレベルまで様々に学習することができます。また、専門的なレベルの内容は、学問であれば大学院で、スキルであれば専門学校や各種の教室で学ぶことが出来るようになっています。

これらを良いと思う傍ら、もう少しゆるいものがあってもいいのではないかと思います。
啓蒙と専門の中間、大学の教養程度というレベルについて、大学という枠組みの中で学ぶのではなく、あるいは各種の教室の長い期間でのレッスンではなく、簡易に、気軽に参加できる講座がもっと増えてもいいのではないか、ということです。

具体的には、リプトンティースクールの講座カレッジコース及びレギュラーコースが好例です。
このように気軽に、1〜数日で学べるようなものを、大学も含めて枠組みにとらわれず増やしていってみてはどうだろうか、と思います。習う機会として、例えば大学の授業がない期間や土日に、普段教養科目として授業されているような内容を集中的に教えるのです。1科目ごとに料金を取るようにしてみてもいいかも知れません。

分かりやすいイメージだと、文化教室などのようなものです。これを大学でやってみてもどうか、ということです。

大学の学問について、ある程度興味がある人は少なくないと思います。例えばですが、6時間(2時間☓3)☓4日ぐらいで、
・「日本文学を読む」講座
・「暮らしの数理統計」講座
・「スポーツと栄養」講座
などを行えば、ある程度人も来て、より広範に学べる場所が増えると思います。

私が不案内なだけかも知れませんが、上に記したような、大学の教養講座を単位認定とか関係なく、科目単位でとって学びに行けるような、そんな制度や活動があればいいのにな、と思います。知見を広める上で、また、大学と地域との連携を深める上で、こんな活動はどうかと提案してみました。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

オープンカレッジのことですか?

達哉ん/Tatuyan さんのコメント...

>匿名の方
ありがとうございます。
そのとおり、オープンカレッジです。
オープンカレッジにもっと力を入れてもいいのではないか、というのがこの記事の言いたいことですね。