歩く道が見えず
歩く術も持たず
歩く心も折れて
歩く友は遠く
うずくまるその日
道歩いて幾星霜
幾線の道に出会えど
同じ道行く人はおらず
他の道を羨む
羨む思いに
愛せる人を見て
道に焦がれ泣く
連れ去られ
忘れた寂しさに
涙が心を形作る
止まりたい
留まりたい
共にいたい
振り切るように
背を押され
勇者を強要される
強者でない自分捨て
強者たる愛する人に
願い叶うわけもなく
歩けない日
歩かされ
いよいよ先は
涙待つよりほかになし
歩けない日
倒れこんでしまい
眠ってしまいたい
孤独の凍え
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