2013年8月30日金曜日

集まれる関係

帰省をすると、たまにしか会わない人に会えます。その中には「集まれる」こと自体が稀というような関係もあります。 

友人と集まれるというのさえ、かねて仲良いと思っていた人が音信不通になる時代、なかなかに難しいものがあります。音信不通で二度と集まれそうにない友人たちを想うと、私の心の鬼籍にはいったい何人が入っているのだろうと思います。当時の仲は取り戻せないだろうし、人生の節目の何か、あるいは本当の鬼籍に入る折にせよ、私はその人と会うことはできないだろうと思います。本当に一生会わない人もいるかもしれません。

比較的保ちやすい友人でさえそうなのだから、部活などを通じた縦の繋がりはなお続けにくいと思います。まして性格にクセのある私ですから、続かない人はあっという間でしょう。だから、全員と集まれる関係を続けようとは思えません。先輩や後輩が5人いてそのうち3人が私と親しくしてくれればラッキーだと思っています。その親しくしてくれる人の一人だけでもいいから、数年後にまた集まれる関係でありたいなと思うのです。

その関係はかなり稀有なケースだと聞きます。でも、5~6年は続けられたのだから、同じ関係を続けていきたい。そう感じる、帰省の楽しい日々です。

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