2012年12月31日月曜日

2012 一年を振り返って (その3:自分があげられたもの)

最後の3日は、1年を振り返って見ようと思います。
その1:自分の趣味
その2:今年の絆
その3:自分があげられたもの
という観点で、書いていきます。

大晦日は、今年の自分が"あげられたもの"、という観点から書いていきます。

私が今年あげられたものとして、具体的な事物や知識というのは、つまらないものです。
たとえば、先日の記事に書いたC言語のテキスト。
https://sites.google.com/site/tatuyanctext/home
これはたしかに知識と、そしてテキストという"もの"をあげていますが、一年の総括に"あげられたもの"として書くには、少し弱すぎるような、そんな感じを受けます。

他にもいろいろな"もの"や"サービス"や"知識"をあげたかもしれません。
紅茶をご馳走したり、ちょっとした万年筆をあげたり、PC関連の知識を紹介したり…。
でも、それは小さすぎて、いくら集めた所で、一年という規模に対して小さすぎるものなんだと思います。

私が今年あげたかったものは、心です。いえ、今年に限らず、いつもいつも思っています。
心…もう少し方向性を示すなら、愛情・優しさ・温かさなどと言ったものでしょうか。少なくとも"憎しみ"ではありません。

「優しさだけしかあげられるものがない」
「愛さずにいられないバカもいる 受け取ったと答えて欲しいだけさ」
我が敬愛する中島みゆきさんの歌からです。(白鳥の歌が聴こえる/I love you,答えてくれ)
優しさや愛っていうのは、大抵の人にとって、自分があげられる最大のものであり、同時に、相手が受け取って喜んでくれるかどうかが全然見えない、とても難しい贈り物なんだと思います。

私は、心をあげられただろうか。
そう自問自答してみて、毎年"あげられた"という答えはありません。
けれども、少し"あげる"ことが増えたのではないかと、そう思って、ほっとすることが多いです。

多くの人に、伝われ、心。
今年もありがとうございました。

0 件のコメント: