表題通り、中島みゆきのコンサートに行って来ましたので、その感想です。1回では多分終わらないので3回に分けて書きます。
ネタバレ多数のため、お嫌いな方は、以下、読まないでください。
念のため再度書いておきます…。
ネタバレ多数のため、お嫌いな方は、以下、読まないでください。
ここまで来たら大丈夫かと思いますので、では、感想を書かせて頂きます。
今回のコンサートは、シングル曲(ないし、シングルのカップリング曲)が多いように感じました。また、お便りコーナー以外のMCが殆ど無いのも特徴だと感じました。曲に重点をおいたという印象です。多くの曲を聞くことができて嬉しいコンサートでした。以下、曲別に。
1.空と君のあいだに(Single Ver.)
言わずと知れたヒット曲です。少しみゆきさんの声が聞こえにくいように感じ、また、喉の調子が悪いように感じました。このあとも何度か感じるところがあるのですが、さすがに20年ほど経っている曲だから、声に変化があったのかもしれないと感じるところもありました。オープニングにいい感じの、明るい歌でした。
2.あした
こちらもシングル曲です。実は私の生まれた年のシングルで・・・年齢がバレてしまいますね。この曲、実はこれまでそんなに「いいな」と感じたことはありませんでした。歌詞にしろ曲にしろ歌にしろ、もちろん歌えはするのですが、好きこのんで歌ったり聞いたりしたことはありませんでした。ところが、今回、少ししっとりとした、優しい感じでの歌い方を聞いて、なるほど、良い曲だなと感じました。元のシングルよりも、優しい感じで歌ったほうがずっといい曲だと思いました。
3.最後の女神
「ニュースのテーマ曲は何を題材にすればいいかわからないから、ニュースに出てくる題材全部に合わない曲を作ったら採用されちゃいました。こんな曲です。」というMCの後で。親しんだ曲で、私も好きな曲でしたが、まだファン歴の短い私がこれをライブで聞くのははじめてでした。席が一番後ろだったせいもあってか、「ああ、あれは最後の女神」は、「あのみゆきさんは最後の女神」のように思ってしまいました。
4.化粧
イントロで何かわからない。当然、わからない曲などないつもりで来ているので、「あれ…?こんな曲あったかな…」と思っていますと、「化粧なんて…」はい、わかりました。肝心の感想ですが「バカだね バカだね…」の辺りの歌声の演技が、元々私が聴いているのとは違うなと感じました。少し泣きながらという感もある、自嘲気味な歌い方。この時点で「DVD/BD出たら買いたい」と思わせてくれました。
5.過ぎゆく夏
曲はいつも親しんでいる感じで、爽やかに聞けました。料理で言えば箸休めという感じでしょうか。その一方で、MCが面白かったです。「私にとって、コンサートツアーの時期っていうのは、夏って感じなんです」という話から始まって「楽屋なんかで、スタッフに恋してしまいそうな」という話になり、「他のコンサートツアーの予定調整なんかで『もうすぐ終わるから〜』なんて嬉しそうに言われると殺意が…(大笑い)。殺意はおいといて」と切り出された曲です。過ぎゆく夏、MCそのままですね。
6.縁
タイトル考えればこの曲は来るだろうという、大方の予想を裏切らない選曲です。あまり好きな曲ではないのですが(あくまでも中島みゆきの曲の中ではという意味ですよ)。静かに歌う感じの曲ですが、それが強調されているような感がありました。耳を傾けるような感じの曲です。そんな曲は好きなはずなのに、あまりグッと来ないのが、何故だかわからないような、そんな感じを受けました。
7.愛だけを残せ(Album Ver.)
先の「縁」に続けて歌われたのが、アルバムヴァージョンのこの曲でした。静かな、縁を感じさせる曲の2連続です。今と昔を対比させるような感じがしました。ところでこの曲、多分コンサートでははじめてですよね。前のコンサートでも歌われなかったので、シングル曲の割には歌われていないんだなという事に、聞いているうちにはじめて気が付きました。
8.風の笛
最新アルバム「常夜灯」のトラック11、最後から2曲目です。このアルバム、ピアニシモ・倒木の敗者復活戦・スクランブル交差点の渡り方・風の笛・月はそこにいる、と好きな曲目白押しなのですが、そこからの曲です。
この歌詞に「言葉に出せない 思いのために お前に渡そう 風の笛」とありますが、この曲の感想は言葉で「表せない」思いでした。最後、みゆきさんが吹いた笛の音が響き渡り、緞帳が降りました…。
今日はここまでです。
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