なお、ファンページとしては「神戸在住」の風景というページが素晴らしいので、こちらをごらんください。
では、今回は、第1巻の前半の感想です。
第1話:いきなり見知った土地が連発して、神戸っ子としてノスタルジーに浸れる話です。そして、この話自体が、漫画全体の方向性を定めているともいえます。これが面白いと思うなら「神戸在住」呼んでみると良いでしょう。逆に、これが面白くないならば、このマンガ、あなたにはきっと合ってないのでしょう。ちなみにこの話、「神戸在住の風景」には載っていないコマが意外と多いです。
コラム「小神戸」:三宮/元町。まぁ、ここを押さえなければ始まらないでしょう。でも、これが書かれてから15年たって、もうだいぶ違う様相を呈しているところもあるように思いますけれども。
第2話:さんちかの表紙からスタートし、元町へと道は続きます。私もよく歩く道なので、当然見知ったコマが沢山あり、大変楽しいです。もちろん「神戸在住の風景」でもがっちり押さえられています。主人公が神戸初心者のためか、最初の話は神戸初心者向けのコマが多く、神戸っ子でなくとも楽しめる気がして良いですね。後半、仮設住宅に飛ぶのですが、この頃はまだ仮設住宅があったなぁと思い出しました。なくなったのはこの1-2年後ぐらいだったでしょうか。東北にも未だ仮設住宅で暮らしている人がいるのでしょうが、心のケアなど大切だなぁと思いを馳せました。
プロムナード「遊歩道」:一転して、なかなかマニアックなところに。参考になるのはこちら。神戸西側居住者でも、これをみて場所がわかる人は意外と少ないのではないでしょうか。私も「えーっと」ってなってしまいました。神戸の中でも比較的馴染み深い地域なのに(^^;きっちり写真をとっている「神戸在住の風景」管理人さん、さすがです。
第3話:ハーバーランド/モザイク。初心者に非常にいい入門ですよね、ほんとに。1巻前半の足跡をたどるだけで中心街全て行けます!という状況になりました。さて、この話は後半、クリスタルタワー・ポートタワー・ポーアイ・市章山などが出るシーンが「神戸!」って感じがします。神戸っ子と自称する人に市章書いてみろと言ったら、きっとこの市章山を思い出して書くはずです。神戸の夜景は、山から見ても海から見ても良いと思っているのですが、今回は「みられることが多い」モザイクから見る夜景のお話だと思いました。そう言えば、モザイクの夜景、中学の頃の理科の教科書に載ってたなぁ…。
第4話:1コマ目から見知ったる風景。この風景からわかる通り、スタートは元町駅西口という事です。それから高架下。センター街側ばかり歩いてると、意外と高架下通らないんですよね。混むし。今度帰ったら、友人と一緒に高架下にでも行ってみようかなぁ、とふっと思いました。少しずつ、神戸のマニアックな部分に入ってきているような感じがします。神戸は中心街ばかりではなく、西区・北区・垂水区あたりも面白いのですが、「神戸在住」では見かけない気がします。ニュータウンは扱いづらかったのでしょうか。
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