子供が親に似るのは自然な話ですが、成人してからとみに思うのは、やはり親に似てきたなぁ、という事です。
普段、後輩などに呼びかける言葉が母にそっくりなことに気づきます。母の口癖がうつっていると言ってもいいかもしれません。自分がふざけている時とかの口調が母親とすごく似通っていることもあります。
好きな曲が父に似てきました。気づくと歌っているところも同じ。中島みゆきが好きなのもそうですが、最近、吉田拓郎もなかなかと思っています。父は吉田拓郎の大ファンですので、逆に恥ずかしくていえませんが。
子は親に似る。その中で、どちらの親にもない、自分らしいところを見つけていくこと。それが自分さがしというもののひとつなのかもしれません。気がつけば、目下の人と話すときの話し方も、父に似ていました。
親は親、子供は子供。いくらそう言ってみても、やはり似ているところがあるから親子なのだなと、最近とみに感じます。幼い時には感じなかったことだけれども。もしかすると、少しぐらい、人間的に成長できて、それで分かるようになってきたのかもしれません。成長の証であれば、嬉しいのですが。
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