昔から話すことが好きでしたので、自分の文章の下手なことは承知の上で各地に文章を書かせていただいております。新聞投稿もかつてはしておりましたし、メールマガジンを発行していた時もありました。最近はブログや、万年筆関連の方面での各種の投稿(主としてフエンテとpen and message「雑記から」)、それに加えて、自分が勉強したことをまとめたドキュメント作成などでその「文章を書きたい」という欲求を満たしています。もちろん、その多くは読んでもらいたいと思って書くわけですが、その反面、自己満足に終わる部分も多くあります。
フエンテ50号の原稿は、別冊に載せる分を、自分の悪筆をさらすこと承知で書き(絵などはその下手さゆえ一切書きません)、それ以外に4本の原稿を書きました。そのうち1本は、中谷会長に50号の別冊企画を知らされた今年のペントレより前に書きあげていたもので、別冊に載せる内容とかぶってしまいましたが、せっかくなので寄稿することにしました。
その他には、連載物と、いつも通り単発の論文です。前回までは原稿用紙をつかっていたのですが、ある方面から原稿ノートを2冊もらったので、それに書き、それをコピーして送ることにしました。満寿屋やライフの原稿用紙がちょうど尽きるころにもらったので、しばらくはその2冊のノートでしのぐことになりそうです。書き味も悪くないので、原稿用紙としてきちんと機能してくれます。
そんな原稿用紙を今書いていて、ふと思ったのは、原稿用紙自体に関してはまだほとんど言及したことがない、ということです。まだあまり多くの種類の原稿用紙を使っていない(購入できる最小単位が使用量に対して大きいため)ので、確かに言及する機会もなかったのですが、今回のノートも合わせると、原稿用紙も5種類眼なので、そろそろ好みの原稿用紙はどれか、決めてしまいたいところです。
それはともかく、フエンテ50号、また拙文が載るわけですが、お付き合いいただいている方には本当に感謝しています。三つ子の魂百まで、と申します通り、自分の「話好き」「目立ちたがり」な本性はずっと続くに違いありません。性分というのはそう変えられるものではないので、これからも拙文を各地で晒させていただくことになるに違いありませんが、よろしければ、皆さまにお付き合い願えれば、と、そう思いながら、いつもと同じように、原稿を投函しました。
50号は特別という思いを持って書いた原稿と、50号でも普段のフエンテと同じようにという思いを持って書いた原稿があります。記念すべきものであるから、平常心を失わない原稿も必要だと、そう思って、自分らしい原稿を書きました。クラウドコンピューティングにフエンテの絡んだ、独特の内容の原稿が50号の寄稿の中にあり、それが最も、平常心で書けた「記念すべき者の中の日常」になったと思います。内容も技巧も浅い文章だけれども、お付き合い願えることを祈りつつ、3~4か月ほど先になるだろう、フエンテ50号の届く日を心待ちにしてなりません。
0 件のコメント:
コメントを投稿