2014年1月1日水曜日

2014年新年の挨拶

あけましておめでとうございます。
更新頻度も月2回程度とずいぶん少なくなりましたが、本年も当ブログをよろしくお願いいたします。


昨年は、自分が最若手でなくなってきたことをとみに感じる一年でした。今はあくまでも若手であり、最若手を導いていけるように成長していかねばならない、そんな時期に来ているのだということを痛感しました。ポジションの変化と共に、自分の果たすべき責任も変わってきているように感じます。

私は、自分と同じ世界の全ての若手を導けるほどの度量を持ち合わせてはいません。能力的にも、あるいは人格的にも、もっと優れた方は大勢いらっしゃると思っています。大勢としての流れを作るのは、そう言う"目立つだけのものを持った人々"に任せるとして、自分の出来る範囲で、身の丈にあった導師であれれば、と考えています。自分が趣味を楽しむ中で出会った最若手の人々に対して、何か出来るかもしれない。そうして出会った人が、私のことを"その世界の身近な案内人"と思ってくれたのであれば、親しくしようと思えたのであれば、その人々に対して自分の出来る限りを差し上げたいのです。世界を相手にした論文を出し、多くの人に読んでもらえる啓蒙書や専門書を手がける教授ではなく、自分の周囲の人々に、最新でなくても、究めていなくてもいいから、自分の出来る範囲の事を間違わずに教えられる家庭教師でありたいのです。

そんな家庭教師であるためには、「1対多」と考えることは許されない。例え複数人に紹介するにしても、それは「1対1が多数ある」と考えなければならない、と思います。自分に関わる全ての人に対して、「大勢の中の一人」ではなく、「1対1の関係」として"好流"を深められる一年にする・・・それが私の目標です。そして、その中で"高尚"とさえ評される趣味を多くの人に伝え"好笑"を生む一年にしていきます。

最後、再びになりますが、本年も一年間、どうぞよしなにお願いいたします。

0 件のコメント: