2010年10月13日水曜日

ハリーポッターの名言5:「何があろうと、僕たちは君と一緒だ」

前回あまりに書かなかったのを反省しました。

ハーマイオニー・ハリーをどちらも紹介したので、さすがにロンも紹介したいな、と思っていの一番に出てきました。「何があろうと、僕たちは君と一緒だ」、前々回紹介したハーマイオニーの名言と同じ場面に出てきます。

友情を感じる云々といった話はあまりに当たり前すぎるので止めます。そういう話ではなく、この言葉を注意深く読むこと、そして7巻でのロンの行動とそれを照らし合わせることが重要です。さらに、ダンブルドアの意図も一役買ってきます。

「何があろうと、僕たちは君と一緒だ」というのは、勿論精神的な部分での話です(物理的にずっと一緒というのはありえませんから)。これを言い切るだけの関係というのは確かに深い友情なんですが、それを最も端的に表しているのが7巻でのロンの行動なのです。

ダンブルドアが火消しライターをロンに譲った理由は7巻の中で明らかにされますが、それは「何があろうと、僕たちは君と一緒だ」という発言が根底にあってこそだと思います。何があろうと一緒であるという、何があっても精神的に味方であるというのは本当に難しい。最後の最後までそれを貫き通すところが、ロンの最もすごいところだと思っています。

私は何らかの団体において年齢その他において立場の弱い人にできるだけ味方をしたいと思い、またそのような行動を取るように心がけていますが、そうあったとしても「何があろうと、私はそんな人と共にある」とは言えません。

ロンの決意、そしてそれを実行したロンに、最もふさわしい名言、それが「何があろうと、僕たちは君と一緒だ」であり、これを言えるだけの精神力を持っていることを賞賛したいと思います。

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